流石によくできてるな、と。
満点とは言わないが、好感度100%から始まるような昨今の作品に比べれば、
ゼロから努力し周囲の信頼を得ていく主人公の姿は好ましい。
前作の流れを踏襲しつつ、未来に続くと思えるエピローグが追加されたのも良い感じ。
まあ、この手の構成で個別と共通で各個人の考えや思いにズレが生じるのは仕方がないかな、と。
ちなみに最後の華琳と桃香のやり取りは前作の方が好み。
周囲の人たちと比べて自分は何もできないという劣等感がある桃香の、
「ほんとうは王様なんてどうでもいい、貴女がいてくれて良かったと言って欲しかった」というセリフが、
すごくらしいと思っていたので。