そこまでハラハラドキドキ、続きが気になるわけではないが一気にやってしまえるまぁ良作
攻略順は青香→桃→マリア→いざなという感じ
攻略順序としては青香、桃、マリアの三人を攻略してから、いざなルートが解放されるといった具合
前の三人の攻略順は誰からでもいいけど、できれば青香は一番最初がいい
桃とマリアに関してはお好みで…と言いたいが、物語の根幹に関わるシーンを順序良く知りたいというのなら桃→マリアの順がいいんじゃないかなぁと思う
ちなみに桃ルートに関してはBADENDもある
シナリオに関してはあとで述べるとして、BGMは文句なし
OPも割と作品の雰囲気に合ってるんじゃないかなと思う
絵も特段おかしいところはなく、誤字なんかは所々あったけど…
~ここから半ネタバレ~(と言ってもネタバレはあんまりしたくないからざっと書くだけにするけど)
シナリオに関して
このストーリーのキーワードは「E化」
10年前に主人公たちが住む街で起こった事故によって起こった、まぁ端的に言うとバイオハザード
このバイオハザードによって起こった人の身体の変質、これが「E化」
…ってことになってるけど、本当は事故じゃなくて街中の人間を対象にした人体実験
主人公らはこれに巻き込まれ、死にかけるもギリギリ生還、桃の父親に拾われて命を救われる
なんだかんだあって10年後、街に戻ってきた主人公が幼馴染で親友のいざなと再開して物語スタートといった具合
「E化」した人間の症状は様々で主人公なら「不死」、桃は「不老」、青香の姉の雫は「食人」
共通項は、水(特に海水)に浸かることで体と能力が活性化すること、(三大欲求に並ぶほど)人が恋しくなること
共通ルートでは、青香の姉である雫が街に帰ってくる
雫はいざなと青香を誘拐して主人公を誘い出すが、主人公が雫を撃退するといった感じ
・青香ルート
雫再び現れる→雫は倒すが青香までE化発症(しかも症状は姉と同じ「食人」)→人喰わないと死んじゃう、ヤベェどうしよ→吸精でもなんとかなる…→でもやっぱり人殺しちゃう…→雫のスタンドついてるやん、そいつ倒そうや→結局E化は治んなかったけど、症状マシになったしえーかEND
・桃ルート
主人公どっか行っちゃうんじゃ…せや!襲ってしまえ→関係持っちゃったので付き合います→見津鐘「なんでもするからあまり事を暴き立てるな」桃「じゃぁ雫に合わせろ」見津鐘「しゃーないな」→雫脱走&パワーアップ→桃攫われる→雫、主人公に対し私と一緒に来ないかと提案(選択肢)→BADENDorGoodEND
GoodEND:桃さんに雫のスタンドが⁉→無理やりにでも引きはがす!→桃さん気絶、目が覚めたらそこは10年後の世界…主人公は待っててくれたよEND
マリアルート・いざなルートは書くとつまんないしプレイしてね♪(ステマ
っていうか書くと長くなるしメンドクサイ…
主人公の生き方や考え方は好感が持てるものだったし、共感できるかどうかはわからんが一貫性があってプレイしてて気持ちのいいものだった
周りの登場人物もあんまりフラフラするでもなく、いいサポート役であったと思う
ただ、いざなルートで明らかになる「そもそも」の話は壮大であるが故に、いざなルートだけで語られたので消化不良というか…壮大すぎて中身入りきってないというか…
まぁ他の個別ルートに不満が無いわけではないけど、この作品で一番ウ~ンと思ったのはこれかなぁ
まぁでも起伏もちゃんとあり、パーッとやってしまえる良作であると自分は思う