ラストが超展開
部屋の片づけ中に出てきた一本。
懐かしくて、思い出しながらレビュー。
ジャンルはSF&サイコサスペンス。
2000年に発売したゲームとは思えないほどCGが奇麗。
その分、グロ描写にも容赦がないので、Innocent Greyで耐性がある人でも注意が必要。
声優は非公開ながら、初々しいペー姉さんや、マミりそうな人、
駄女神と一緒に異世界に行きそうな人が混ざってたり結構豪華。
システムは画面内をクリックして進める総当たり型。
C's wareのEVEと同じシステムだが、物語の本筋と関係ない個所のぶっ飛び具合は本作が上。
特に病院のモブは完全に頭がおかしいのしかいない。
ちなみにエロシーンも総当たりなので面倒くさい。
シナリオ
主人公は自分のクラスを隠して世界の治安を守る組織「スナイパー」に新人として配属される。
話が進むにつれて、次々に同僚たちが死んでいくスリリングな展開が続くが、
オチが打ち切り漫画のような纏め方なので、まともに犯人の動機や正体を考察すると非常に落胆してしまう。
物語にのめり込みやすい人ほど結末の適当さのダメージが大きい為、ゲームはあくまでフィクション、
途中まで楽しめたからいいか、と割り切れる度量がないとこの作品を買っても後悔する。
総評
ライターが結局、何を伝えたかったのかわからない作品。
結末に目をつぶれば、そこそこ面白い。