発売前は色々と半信半疑だったが良い意味で裏切られた
新生D.C.であり1~3を踏まえたD.C.の続編でもあり、それらが両立できていた。
シリーズファンとして発売前は色々と半信半疑だったが良い意味で裏切られた。
単体で見れば3よりも好きだが、3は2とセットでもあるのと思い入れによって多少評価は増減しそう。
シリーズ初プレイなら何も考えずに楽しめる。
問題は旧作ファンで、これは人によるかもしれない。
1~3が全体的に好きという人は充分楽しめると思う一方で、特に思い入れの強い一作があったりすると評価しづらくなりそうだ。
極端に短い√はあるものの、キャラはかなり濃いのが揃っている。
好みの順にヒロインを並べてみようと思ったが、真相ヒロインの彼女が一番好きという以外、他ヒロインも全員好きで甲乙付けがたかった。
感動、笑い、涙、仲間、友情、愛情といったD.C.らしさはしっかりとある。
懐かしい曲やネタなどもちりばめられており思わずニヤリとさせられることも多かった。
ただし初音島と枯れない桜以外はD.C.として認めないという原理主義的な諸兄には厳しいだろうと思う。
最後のお約束のD.C.シナリオの読後感は爽やかで1をプレイした時のことを思いだした。
更にその後のちょっとしたサプライズも良かった。後からじわじわと胸に来るものがある。
今作もX-rated版やFDが色々と出るのだろうがヒロインたちのその後は気になるので歓迎したい。
新たな発見がありそうなので二周目をプレイするつもりだが、落ち着いたら点数は多少増減するかもしれない。
信者としての加点はきっとあるのだと思うが、自分なりに客観的に点数はつけたつもりではある。