8人もヒロインがいるのに、どの子も好きになれた。キャラ立てと演出が特に光ってる。
Littlewitchにしては珍しい、普通の学園恋愛もの。
羽の生えた子がいたり、宇宙人(?)がいたりするが、レベル的にはアンドロイドのヒロインと大した違いはなく、それらの存在理由に踏み込むこともない。
そこが今の伝奇もの慣れした人たちには受け入れにくいのかも。
ストーリーも目新しいものではないが、とても丁寧に描かれていて好感触。
演出も凝ってるし、pigstarによる挿入歌の使い方なんかは特に痺れました。
私としては、派手などんでん返しとか、ヒロインが狂気化するとかは(この手のはインフレするだけだし)要らないので、こういうキャラを丁寧に描写、演出してくれる方向性は大歓迎です。
惜しいところとしては、特にエロシーンあたりで、白画面が多かったところ。
絵が間に合わなかったのか、演出がしにくかったのか。
それから琴先生のルートが、後から追加されたからか、極端に短かったのは残念。
それでもHシーンはまったく手が抜かれていなかったので、そこはむしろ褒め称えたい。
大槍先生もあく氏(たぶん)も、立派なロリ者ですね。
お気に入りのヒロインは葵。
主人公との友達会話もいいし、琴先生との姉妹な会話もすごく自然でいい。
あと、最後のデート~エンドあたりの会話で、悶え苦しみました。
畜生! 俺はこんな青春、経験してねぇぞ!!