期待を裏切らないSMEEな作品。やけにリアリティがあるように感じたのは私だけだろうか。
テキストが面白いキャラゲーなのに授乳手コキが2回もある。これはもう神以外の何物でもない。
Making＊Loversから5作連続で授乳手コキを入れてくれるので、そういう意味では果てしなく信頼が出来る。
正直それだけで一生ついていきますって感じ。
【シナリオ】
全体で言えるのは、いつものSMEE。そこは安心できる。
また、本作はSMEE作品ではピュアコネの次に心に残る作品となった。
何より、コンセプト。なんというか、プレイしていて思い当たる節が多くて……
本作における√分岐の選択肢はまさに人生を左右する本当の意味の選択肢であり、
そういう意味でもやけにリアリティのあるものに感じた。
まぁこの感じ方に関しては本当に人それぞれだろう。本作はプレイヤー自身が積んできた人生経験で感想は変わるのではないだろうか。
更に、Making＊Lovers形式である各キャラのルートのみが詰め込まれたスタイルが本作はこれ以上なくハマっていた。
ピュアコネのようなバカ騒ぎも魅力に感じる私にとって、元々この形式はそこまで魅力に感じてはいなかったが……
正に本作を作るためにこの形式を用意したのではないかと思ってしまうレベルでしっくりきた。
【キャラ】
それぞれの色が出て良き。全員普通に好きなので誰が一番好きかとかそういうのはあまりないが、
コレットとその両親はまさにSMEEと言えるキャラだった。主人公との相性がいいのも納得。
安心のSMEEな主人公も、場面(時代)によって微妙に思考が変わっている点も評価すべき点。
【絵全般】
どうしてもよくない意味で原画に目が行ってしまう。
CG全般に関しては元々そこまで好きではなかったのだが、塗りも相まって立ち絵印象もまた変わってしまった。
イラスト問題さえ何とかなればもう少し高い点数も付けたいのだが……
あっ、授乳手コキは次回以降も是非お願いします。信頼しているので。
【システム】
システム設定で右クリックをウィンドウ消去に設定した際、画面がスマホ画面の状態だとセーブが出来ない。
私がセーブしようとした場面では1つしか該当しなかったが、これが地味にめんどくさい。
右クリック設定を変更して無理やりセーブすることになった。
それと、初回はともかく2回目以降もOPを飛ばせないのは勘弁して。
【総評】
いつものSMEEを求めるなら良作と言える作品。
私のようにコンセプトが刺さるとそれ以上の評価になるかもしれない。