パープル作品は初プレイ、思っていたよりシナリオがよかった。
【シナリオ】
ほたる以外の3人の√の組み立てが似ていたこと、全体的に思ったより笑いが少ないのが少し気になったが、
全体で見ると、イチャラブとシリアスの割合も割と悪くないシナリオ。
ほたる√はその1でコレで締めるのか、と微妙な気分になったが、その2のシナリオで
その気分も解消された。あえて言うなら、エンディングでオリジナル部分をもう少し残して欲しかった。
突っ込みどころがちょくちょくあるが、その辺りを気にしないのなら良作のシナリオではないだろうか。
【キャラ】
なんだかんだでこころが一番という結論に。
元々買った際に気になったのはCV的な意味も含めてこころだっただけに、そこに落ち着いた。
また、プレイ当初は誠のあまりの自分勝手な行動にイライラする場面が多々あったが、
進めていくうちにちゃんと成長し、その過程の描写も書かれていたので割と満足。
でも最後くらい一筋でいて欲しかった、その辺りをスルーできるほたるは凄い。
【ボイス】
小倉結衣さんの演技力に圧倒される。やはりこの人は悪役が似合う、演技の使い分けが素晴らしい。
そしてマイブームの秋野花さんが出てるだけでもう何も文句はない。
【絵全般】
嫌いじゃないし、うまいのもエロいのも分かるのだが、どうしてかなかなか好きになれない。
あくまで私の好みの問題であり、質としては高い。
【BGM】
全体的に質は高い。シリアスな場面をうまく彩っていた。
OPED挿入歌は聞き流していたので省略。
【システム】
メニューが左にデフォルトである時点で驚愕、プレイ中にそれがうっすらと残っていることにも驚愕。
途中からそこまで気にはならなくなったものの、ここに関しては評価することが出来ない。スクショを取るときに邪魔。
そのほかは最低限のシステムが揃っていたので文句なし。
【総評】
絵が気に入れば買えばいい、シナリオとエロ、両方とも水準は低くない作品。