単純にコメディやっているだけなので、本編より面白かったかな。
FDとしてのできは片恋いの月えくすとらのほうが良かった気がする。
あっちはなぜか非攻略だったキャラがいたのが欠点だったのだが。
登場キャラクターは基本的にギャグキャラなので、
下手にシリアスなシナリオになっていないルートのほうが楽しめる。
そういう意味では本編よりは面白かったかな?
正直、体力とか諸々の面がチートなヒロイン勢が
現実的な問題に立ち向かっていくという本編よりはよっぽど入り込みやすい。
実際、ただのコメディとしてじゃないと見ることなんてできないよ。
久志、春樹のふたりが完全にモブキャラだったのがちょっと微妙。
ヒロインキャラ全員を無理に誠悟のものにする必要ってあったの?
あと、聖良がオチ担当になっている天丼もどうかと思う。
共通パートではオチを担当する以外に仕事がなかったように見える。
あと、聖良の個別ルートだけ微妙にシリアス展開をしようとしていたのもどうだろう?
本編のエンディングから繋いだらそうなのかもしれないが、
後日譚としてバカップルを見たいというのが本音なので、あの内容は……。
それとまっちゃんのルートで無理に芹沢を出す必要あったのか?
過去との決別って意味では必要かもしれないイベントだが、
出てきた理由が読めないというか、
復職したとして、芹沢の今後を考えた登場じゃないのが気になった。
正直、悪役が必要だったから白羽の矢を立てたとしか……
美琴のルートが結局ブン投げで終わったのも気になる。
最終イベントなんて「決意の日」なんてサブタイトルついてたのに……
中の人ネタのセルフパロが多いのはいいが、
他作品からのパロディが無駄に増えたと思うのは気のせいだろうか?
あと、メタネタに走るのは控えて欲しかったな。