共通パートが多いが、通常会話も楽しめる。BGMも雰囲気に合った秀逸なものが多い。
CG=87 シナリオ=88 音楽=95 ボイス=100 倍率=100
(87*3.5+88*3.5+95*2+100)*100/1000=90.25 切り下げて90点って所で。
メーカー前作「六ツ星きらり」の約十数年後が舞台。
前作を知らなくても大丈夫ですが、知っているとニヤリとできる展開が所々にあります。
ジャンルは「夏と恋と冒険とHと遊園地」。ってワケ分かりませんね。ループ物です。
同じ時間を延々と繰り返して、なんとかループを脱出しようとする。そんな話です。
各ヒロインとのEDを見るたびに徐々に謎が明らかになっていき、
全てのヒロインとのノーマルEDを見ることでトゥルーエンドが見れるようになっています。
ヒロイン毎にハッピー・ノーマルのエンドがあるので、初回は我慢してトゥルーエンドまで進みましょう。
この様なストーリーの流れで仕方の無い事とはいえ、同じ文章を何度も読むことになります。
しかし会話のテンポが良く、内容も面白いのでそれほど苦痛には感じませんでした。
シナリオを盛り立てる音楽も非常に雰囲気に合っていて良いです。
グラフィックは相変わらずクセのある絵柄です。パッケージを見て駄目そうなら回避することをオススメします。
慣れれば「むしろこの絵が!」って感じになりますがね。
ボイスは若手の声優が多いですが、キャラクターに馴染んでいて不快には感じませんでした。
エロはそこそこの尺のものがキャラクターあたり約4本づつ。
多すぎず少なすぎずですが、若干シチュが被り気味なものも。
プレイする人間を選びますが、良い出来になっていてオススメです。