なかなか質の高い物語で、仕掛けにも思わずうならされた。それだけに、『足りなかった後一歩』が気になってしまう。非常に惜しい作品。
ダブルヒロインっぽい扱いの真夜に、シナリオが用意されていなかったというのが致命的。ボリュームの薄さも相まって、『真夜シナリオは何らかの理由で削られたのではないか?』と疑ってしまう。
謎自体は難易度が低いものの、色の三原色などモチーフの趣味も良く楽しませてもらった。
Close Toに似てるなんていう人もいるようだが、とんでもない。設定は相当似せていますが、受ける印象はまるで違います。
中身は、夏夢夜話やミッシングブルーに近いです。