良作だった『ドラゴンマージャン2』をドラクエ5テイストにした作品。シリーズファンには安心して薦められる反面、真新しさに欠ける点は否めず5点マイナスとしたが、こちらも十分に良作。ドラクエが好きで、イカサマ麻雀が楽しめるなら迷わず勧めたい。ただ、「究極幻想麻雀」があまりに素晴らしかっただけに、それと比べると少々劣るかなぁ。↓ネタバレほぼなし感想(仲間になるキャラ程度のネタバレはありますが)
まず、このゲームは『イカサママージャン』ゲームです。
麻雀の腕は“ほとんど”関係ありません。マージャン初心者でも安心してプレイできる反面、
マージャン上級者の方は、『普通のマージャンとは違う』ということを認識してプレイして下さい。
具体的に言いますと、 攻撃的に打った方が良いと思います。敵も味方も、即ツモはデフォルトなので、
フリテンを気にしたり、ベタ降りを選択するのは、このゲームに限っては愚策です。
すぐにツモれるので、役満級の技を作る場合を除き、チーやポンなどもあまりお薦めできません。
次に、 ストーリー等について。
このゲームは、ほぼドラクエ5のストーリーラインを踏襲しています。
なので、どこへ行っていいかわからなくなったら、ドラクエ5を思い出してください。
ドラクエ5の攻略サイトを参照すれば、多分詰まることはないと思います。
僕は今回、人間中心のパーティーを組みました。
実は、エクストラダンジョンのシドー戦(ドラクエ2のラスボスの彼です)が鬼門で、相性の問題で相当苦戦したのであまりお勧めはしませんが、終盤はモンスターをほとんど使わずクリアできました。
……別に、主義主張があるわけではなく、単に女の子に囲まれて戦いたかったというだけの理由ですw
まず、使えるスキル。このゲームは、本当に沢山のスキルがあり、その中から自分の戦い方に沿ったスキルを選択していくことになります。
僕が考える必須スキルはこちら。
・『ホイミ系』(序盤はホイミ・ベホイミ。後半はベホマ、ベホマラー。ベホマズンもエクストラダンジョンでは必要?)
回復が出来ないと話になりません。人間全員が覚えるくらいの 心構えでいきましょう。
同様に、キャラが死んだ時のためにザオリクも全員に用意しましょう。
・『イオ系』
リーチ技の中で恐らく最も汎用性が高いのがイオ系のスキルです。
リーチ一発がほぼ必ずつく、素晴らしい魔法です。
戦士系の●●斬りは正直 あまり役に立たないと思います。
勇者の使えるギガブレイクなどでも代用可能ですが、消費MPを考えるとやはりイオナズンはなるべく多くのキャラに覚えさせましょう。
・『バギ系』
こちらはドラを大量に発生させるリーチ技。
リーチ一発こそつきませんが、イオ系以上に上がった時は高得点が期待できます。
配牌時の敵の台詞を見て、余裕がありそうならイオ系ではなくバギ系で大ダメージを狙いましょう。
ただし、欲をかいて敵に上がられてしまっては元も子もありませんが(何度悔しい思いをしたことか・・・)
リーチ時にイオかバギで迷った時、第三の選択肢としてギガブレイクなどを覚えておくと便利です。
ある程度点数が必要、でも敵が上がりそう。そんな時に使えます。
・『ギラ系』
ツミコミ技は、ブレス系の『かがやくいき』『しゃくねつ』や『グランドクロス』などいろいろと役に立つ技が多いです。
これらはどれを使っても構いませんが、ベギラゴンはその中で最も習得が簡単だと思います。
魔法使いに転職してLV30くらいで覚えられますからね。
これは前述のブレス系などで代用しても構いません。
・『バイキルト』『スカラ』『ルカニ』など
このゲームで敵に与えるダメージのほとんどは、牌を捨てる際の打撃攻撃によるものです。
なので、その威力を増すこれらの魔法はまさにバトルの生命線と言っても過言ではありません。
特にバイキルトの効果は絶大ですよ。
・『ラリホーマ』『マホトーン』『フバーハ』など
配牌時、または敵のリーチ時を狙ってかけることで、効果を発揮する防御系の魔法たち。
敵がリーチした瞬間に、マホトーンで、リーチ技のイオナズンを封じる。
配牌時、敵を眠らせてツミコミ技を封じる。
これらの魔法が効を奏すと戦局がガラリと変わります。
特にラリホーマは、7割のボスに効きます。ラリホーマがあるかないかで、難易度はグっと変わってきますね。
上記までを踏まえると、必然的に『魔法使い』『僧侶』系のキャラが強く、『戦士』『武闘家』系のキャラはあまり使えないということになります。
ただし、HPの高さは魅力ですので、全員をいっぺんに魔法使いにするわけにはいきません。
順番を守って、常に何人かは戦士系のキャラも入れるようにしてください。
また、基本即ツモ即リーチなので、ハイテイで効果を発揮するメラ系の技などは本当に序盤以外は全く役に立ちません(メラミ、メラゾーマは一回も使う機会がないかもしれません)。
同様に、ロン上がりを防ぐヒャド系魔法も、あれば数回は使うこともあると思いますが、せっかくロンを防いでも次のターンでツモられるなんてことがザラにありますので、使い勝手は悪いです。
最終的には、Ⅴ主人公・マーニャ・Ⅳ女勇者のパーティーをスタメンで使っていました。