ほのぼのして雰囲気がいいお話です。
一つ不満があるとすれば選択肢にする必要のない部分で選択肢を使い、
その問題として選び方によっては時間軸が訳解らないことになっているとこですか。
ほんとほんわかさせて貰いました。
(11/13追記)
ネタバレにチェック入れていたのと、この作品の最大の問題点を書き忘れたので密かに追記。
他の方の感想を見てハッと思い出したのですが、
「全体的に声が小さく、特に一部(おかま)のキャラの音声が小さすぎる」
結構いいキャラだったのですが、設定をどう変えても聞こえにくいのが物凄く難点。
他のキャラは音量調節でなんとかなりますが、彼だけはどうにも・・・。
そのマイナス点をものともしない、いい作品だと思いますが。
作品としての質は「メイド物」というより「育成物」といった方が近いのかなと思います。
結構無茶苦茶な理論が飛び出したりはしますがそこはこの手の作品のお約束として、
出てくるキャラが立っていて非常にいいのはもちろんのこと、主人公のキャラもよく、
再生請負人の彼が、落ちこぼれたちを再生していく様を丁寧に描いています。
それが中だるみも殆どなくエンディングまできちんと続いてくれます。
この作品はそれが全てといっても過言じゃないのかな?
丁寧に丁寧を重ねた結果、こんなに雰囲気のいい作品が産まれたのだと思います。