戯画の”キスシリーズ”2作品目。前作よりマシな程度・・・。
前作の”ホチキス”があまりにも酷すぎる出来だったので、本作品は良作だと錯覚しそうになるがそうでもない。
話の展開としては学園の由緒あるクリスマス会開催の為に生徒会を軸にクリスマス会を発足。ある事件の尻拭いに開催の準備を手伝うことになりヒロインの子たちと仲良くなっていくという感じ。
どの√も特に起伏がなく、酷く言えば終始茶番を見せられている感が否めない。
いつの間に好きになったんだと気が付かないほどチョロいヒロインたち。
また特に恋人生活の描写に重点を置いてるわけでもなく、萌えADVとしてもキャラゲーとしてもいまいち。
完全に第三者目線で読み進めていく紙芝居と化する。
他にも書かれている方もいらっしゃいますが、立ち絵が所々おかしい。明らかに横綱。無視できないレベル。
みことあけみ先生は可愛いキャラは描けるのだが、立ち絵を研究してほしい。
タイトルである”キスベル”は申し訳程度しか登場してこないし、最後に取って付けた感丸出し。
どうでもいいかもしれないがOPもEDもいい曲。
絵が気に入ったらプレイすればよいが、過度な期待をしない方が吉。