ギブアップしてた。ソーシャルゲーム化で思い出して再プレイ。続編に期待。
要パッチ。
別メーカーだが最近発売された、エウシュリーの「魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~」と同じように傑作や大作の1歩手前の完成度。とても惜しい。
世界各国の歴史的人物から神話の類いまで女人化して地域制圧型シュミレーションとして挑戦した作品。
とにかく絵師の頑張りが凄い。ただ、それ故にゲーム内容には残念としか言えない。
一番のネックはルートが1本道で難易度も高くなく、ひたすら同じ作業をして仲間を増やすだけという所。序盤は仲間の数が足りず出来ないイベントも多いのに対して、後半になると仲間が多すぎて消化するのが怠い。
テキスト量も多くないので魅力的なキャラクターは多いが、気に入ったキャラクターのシナリオ(主にエロ)があるとは限らない所も辛い。
その辺、テキストを読んでキャラクターの性格などを踏まえてを気に入るのではなく、絵としてのビジュアルで気に入るだけのキャラゲーになっている。根本的に、大槍葦人氏の絵が好みである事が前提条件になっていると思う。
また、ユニットとしての強弱や性能差も少なくバリエーションに乏しい。一応はゲームとしてバランスを保っているが、単調と言わざるを得ない。性能差とかを出せて無いので、愛着のあるユニットとかも乏しい。続編ではこの辺の要素が増えるみたいなので期待したい。
一応UIの点はしっかりしているので、そこまで苦痛はないと思う。ただ、パッチは入れたほうが良い。
エロシーンはメインキャラで3つ4つ程度。
基本的に1つあればいい方で全キャラは無い。また、多いキャラでも差分がまず無いし、エロ絵以外のイベント絵も殆どない。
差分が無いのは結構寂しいもので、シナリオと絵の不一致みたいなのも感じる気がする。
絵師の負担としては仕方ないのだろうが…
総評。
続編への期待は皆がしてると思う。
ただ、今後の展開として、家庭用落ちしたりソーシャルゲーム化したりとマルチで展開してるのが気になる。
絵師の変更や、全年齢版メインとかははやめて欲しい。
あとは、絵のボリューム増量が希望。