キャラメイクは自由度抜群、Hシーンは実用性かなり高い。ただしシナリオは存在しない。
ジンコウガクエン2+アペンドセットⅠ&Ⅱ 適用でプレイ。(MOD類は未使用)
他ゲーム等のヒロインをモデルにたくさんキャラメイクして遊んでみたが、
かなり実物に見た目・性格の似たキャラを作ることができて感激した。
好きなヒロインをたくさん集めた学園生活&恋人生活をプレイできるのは思った以上に楽しめた。
【システム】
・「きゃらめいく」のソフトで、男キャラ・女キャラをまず作成する。
・「ジンコウガクエン2」を起動、作成したキャラを出席簿に登録。(教師1名、学生24名まで登録可)
・出席簿のキャラ達と学園生活スタート。後でキャラの追加/削除(転校)も可能。
時間帯は 「朝」、「午前」、「午後」、「放課後」の4つのチャプターがあり、放課後が終わると翌日になる。
駅~学園の区間に1枚絵MAPが計40あり、その中をNPCキャラクターが縦横無人に動き回っており、接触すると会話できる。
日常会話が弾めば好感度が上がる、恋愛関係の会話が弾めば恋愛度が上がる、というシステム。1時間帯で同じ会話を4回以上すると「しつこい」と嫌われるので、時間をかけてじっくり会話していくことになる。
プレイヤーは登録したキャラから1人を選択し、気に入ったヒロインを探し、会話し、好感度を上げ、恋人になり、H三昧の生活を楽しむ・・・が基本的な流れ。
<特筆>
・男キャラを複数登録できる。
・NPCもかなり積極的に恋愛する。別の男NPCにNTRも普通にされる。
・男同士、女同士のカップルも可能。
・どのMAP上でも自由にH可能。ただし、他のNPCがMAPに来ると邪魔されることもある。
・Hシーンはコマンド多彩。
・「体力」や「学力」の能力設定も一応ある。(これが低いと彼女になってもらえない・・・ということは特に無い。)
【キャラメイク(ひとまず女性に限る)】
〇体型
身長は「低い」「標準」「高い」の3パターン。体型は「細め」「標準」「太め」の3パターン。
あまりキャラクターごとに区別化させることはできない。
〇胸
まな板胸~巨乳までかなり多彩に設定可能。
長さ、反り具合、高さ位置、左右間隔、など細かい項目があるのでかなり自由に作成可能。
〇髪型
前髪・後髪・横紙・付毛の4つを個別に設定可能。
前髪・後髪は40~60種程度、横紙・付毛は30種程度。
また髪の長さをある程度調整可能、左右反転もあり、なので結構バリエーションあって自由度は高い。
髪色は全体で1色。色パレットを採用しているので、好きな髪色にすることが可能。
〇性格・声
通常26種、アペンド入れて28種の性格からチョイス可能。
声の高さも5段階から選べるので幅を持たせることができる。
〇服装(本編側で個別に設定可能)
基本的には「学生服」「体操服」「スクール水着」(教師のみ「スーツ」追加)と種類は少ない。
色は色パレットでそこそこ変えられるので自由度はある。
【シナリオ】
シナリオは全く無い。面白いイベントが発生することも無い。
会話スタート時の台詞は好感度に応じて多彩だが、日常会話は1パターンしかない。
基本的には好感度を上げるために同じ会話を繰り返しまくる作業ゲーになる。
デートに誘うこともできるが、暗転後に1文感想を述べて終わり。こちらもただの好感度上げ手段でしかない。
OPやEDも無い。危険日にHしまくった場合に発生する妊娠END、「心の闇」個性を持たせたヤンデレヒロインとのズットイッショ関連ENDはあるものの、速攻でタイトル画面に戻されるのでBADENDに近い。
とにかく最終目的が何もないまま、ひたすら恋人作りとイチャラブをしまくるゲームといえる。
【その他】
・導入のないままいきなりスタートして、ヒロインと会話しまくるだけのゲーム。ただし、ヒロインと仲良くなるために学園を何度も走り回って、少しずつフレンドリーになっていき、恋人になってデレてもらえる・・・のプロセスは、やってみるとなかなか面白い。また新しいキャラを作ってみよう!の原動力にもなり、意外と飽きずにプレイできる。
・個性で 貞操観念:高い にしても普通に浮気する。初プレイ時、クラスメイトほぼ全員が二股以上してるのにはかなり驚いた。自分を含め学園内の皆に一途な恋愛をして欲しい方は、個性「一途」(恋人がいる場合は、他からの告白関係イベントをブロックする。ただし自分は浮気する。)クラスメイト全員にを付けると良いかも。
・Hの体位は結構多いが、フィニッシュが「正常位」「騎乗位」「キス蟹挟み」「対面座位」しかないのが残念だった。せめて「後背位」と「側位」のフィニッシュがあると良かった。
【総評】
好感度を上げて彼女を作り、その後はHにただ明け暮れる。本当にそれだけに特化したゲーム。
ただしキャラメイクの自由度の高さと、縛られること無くヒロインと仲良くなるためにただただ頑張ることができる、があるのでシナリオがなくても結構楽しく遊べる。
好きなヒロインを作りたい、色々なヒロインを作って何度も恋愛シミュレーションを楽しむのが好きな人には向いた作品。
キャラメイクが面倒、ある程度はお膳立てされていないと嫌、という方には恐らく向かない。