流石key。素晴らしい作品だった。
リトルバスターズという作品自体はアニメで履修済みだったが、何年か経ってから改めてゲームでプレイしてみようと思い立ち購入した。プレイしてみると意外にミニゲームが面白いので驚いてしまった。野球と対戦?要素があるが、私は主に野球にのめり込んでしまった。バットを振るだけなのに、画面を動くキャラを眺めるのが楽しく、延々と続けたくなる魅力がある。
ストーリーは言わずもがなである。アニメではカットされていた部分もあるだろうし、記憶が劣化していたこともあるんだろうが、殆ど新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。クドのルートだけは何となく印象に残っていたので覚えていた。全ルートの中で一番好きなのは西園ルート。
何と言ってもこの作品はラストが強い。分かっていても泣いてしまう。アニメでも泣いたがゲームでは3倍泣けた。ティッシュ箱が手放せなかった。実は最初、本作に18禁要素が入っているものと思いティッシュ箱を抱えてプレイしていたのだが、無駄にならなくてよかったと思う。
プレイ時間は結構掛かったが、全くマイナス要素ではない。この長さこそがキャラへの愛着と、シナリオへの没入感を深めていくものだと思う。コメディ要素も十分なので、飽きは来ない。
個人的には筋肉ネタが大好きだった。総合して最高のゲームだと言いたい。