泣ける。自力でクリアできなかったのが残念。
key作品はアニメで観たのがほとんどだけど、CLANNADだけは何となく観るのを控えていた。
泣けるという評判をあちこちで聞くので、出来ればアニメではなく原作をやってみたい…みたいな事を考えていた気がする。リトルバスターズはアニメを観た後にプレイしても泣けたし、積みゲーにしてるAIRやKANON、それに多分CLANNADも泣けるんだろうとは思っていたけど、やはり初めての感動をゲームで味わいたかった。
実際泣けた。
大体どのルートも良い。ストレスなく読めて笑える文章は流石だと思った。
春原の素行の悪さに最初面食らったけど、慣れると主人公と同じような態度で春原に向かい合えるようになった。シリアスなシーンに入るとちょっとイイ感じのキャラになるのが憎い。
藤林杏ルートが難しかった。
余りの難しさに半年積みゲーにしてしまった。どうしても自力でクリアしたくてあれこれと選択肢を試したけど椋ルートに行ってしまったりゲームオーバーになったりで苦労した記憶がある。半年たって気持ちを入れ替えて、最初から藤林姉妹への接し方を工夫してようやく杏ルートに入れた時は、かなり嬉しかった…。
で、その後順調にほとんどのルートを完遂して、どうしても隠しシナリオが見れなかったのでギブアップ。攻略サイトを見た。
美佐枝ルートと智代ルートの組み合わせで光の玉ゲットの流れ…自力じゃ絶対気付かないって!なんで攻略サイトの人らはこれに気付いたんだってレベルで驚いた。
そうしてアフターストーリーまでいって、今度は早苗さんの玉がゲットできなくてまた攻略サイト。これはもう少し考えれば入手できたかもしれない。渚ルートであの選択肢は違和感が凄かったし。
そうしてやっと渚のトゥルーエンドまで辿り着けた。
長かった。
正直一番泣けたのは誕生編と汐ルートの辺りで、一しきり泣いた後だったからトゥルーエンドの方はかなりすっきりと流す感じでプレイしてた。もっとボリュームあると思ってたら意外と短かったし、どうせなら幸せな家族のルートを用意してほしかった。EDでちらっと流されるだけじゃ物足りない。もっと見たい。
笑いどころが多かったけど、古河夫妻のやり取りが個人的にはツボだった。
ヒロインは皆魅力的だったけど、特に好きになれたのは智代、それにもちろん渚かな。
BGMは潮鳴りが一番好き。
と、そんな感じで、CLANNADは大満足な作品だった。
5日くらいずっとCLANNADをやってた気がする。腰がいたい。