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elevenさんのTHE iDOLM@STER DearlyStarsの長文感想

ユーザー
eleven
ゲーム
THE iDOLM@STER DearlyStars
ブランド
バンダイナムコエンターテインメント(バンダイナムコゲームス)
得点
80
参照数
1261

一言コメント

アイマスは初めてなんだけどって人はPSP版をやりましょう(箱もってるなら箱推奨)。DSはアイマスファンで新キャラたちに興味があり、このゲームを楽しもうという意欲と優しさを持っていないとお薦めしづらいです。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

○プレイ時間(51時間)がえらいことになってますけど、これは色々メモをとったりステージモードで遊んでいたせいです。
普通にシナリオをプレイするだけならば、この4分の1か5分の1でクリアできます。
といってもこれも普通に営業→レッスン→オーディションの基本的流れを守ってプレイした場合なんですけどね。
実を言うとレッスンがんばらなくてもクリアできるんですよこれ。
なのでプレイ時間はかなり短縮できます。ストーリーだけ知りたいっていうせっかちさんには大変親切な仕様となっております、はい。
というのもオーディション(以下オデと略)の合格判定がかなりいい加減なのですよ今作は。
旧作(PSP版準拠)に比べるとやさしくなってるとかそういうことじゃなくて、いやこれゲームとして何か間違えてませんかってくらい、おかしなことになってます。
オデはその時点でのイメージLVやテンションから算出された合格率を思い出ルーレットを使用して高めていくミニゲームになっているのですが、これ、あまり意味がありません。
最低の10%でも合格しますし、最高の90%でも不合格になることもあります。
要は合格するまで何回かリセットしてやればいい話なんです。
やろうと思えばゲーム内日数経過(シナリオ経過時間は無視)が二ヶ月くらいでもクリア(ランクAEND)可能なんです。これはもう笑うしかありません。
それと旧作ではエントリーするオデを色々選べましたが今作では選べません。シナリオ上では数こなしてるとはいえ、ゲーム上では各章の最後に1回出場するのみです。
しかも1,2回合格すればランクアップしてしまいます。
ファン数とか、もう一気に増えちゃいます。そんなにいっぱいらめえってくらい増えます。
はじめて見たときは噴飯ものでしたよ。俺達のこれまでのプロデュース活動は一体なんだったんだと。
ファンを増やす苦労がない分、ゲームも簡単にしましたー!!ってか?
あほか、とこの部分だけは正直そう突っ込まずにはいられない出来になってます。

*レッスン(ミニゲーム)は3種用意されています。こちらは慣れればグッドやパフェは容易にとれます。全体的に旧作より簡単です。

*プレイ時間からお察しのとおり、私自身はそれなりにレッスンをこなしてからオデに挑戦してます。ランクAアイドルがイメージLV8とか許せませんので。
まあ衣装集めやら振り付けパネルの回収やらでレッスンは数をこなさなければならいのですけれど。
それとアイマスDSやりたくてDSi買ったのでとことん付きやってやるっていう意地もあります。
そういう意味で先に述べたようにアイマスというゲームを楽しもうという意欲が要求されるゲームであると思います。



○営業で思い出をためていくってのは旧作と同じです。
ただまあこっちもこっちで、旧作の営業の内容と比べるとパワーダウンしてるのは否めません。
旧作では日常の一コマというかんじで、選択肢も色々でバッドコミュでもパフェコミュより面白い反応をしてくれたりと、アイドルたちの意外な一面が垣間見られて楽しかったんですけど、
今作では営業もストーリーの流れに組み込まれたせいか、選択肢が正解と不正解に明確に分かれているものが多くなっていて、意外性が失われてしまったように思いました。
πタッチもあるにはあるけれど、変態性は大分薄れています。ですのでセクハラ気分や百合気分はさほど楽しめませんのであしからず。
あと選択肢を選ぶときの時間制限もなくなってます。時間制限つきのもあるにはありますけど少なめです。
どれを選んだらいいんだあああ。時間がねえもうこれだっ。みたいな緊張感が楽しかったんですけどねえ。ゆっくりプレイしていってねってことなのでしょうか。

*女の子同士のπタッチなら逆にメシウマなんだけどって思う方もいるかもしれませんが、ちょっと慌てたり赤面する程度だし、それにサブキャラはみんな声がないですからっ。
喘いでもぷぷぷ音ですからっ。過度な期待はしてはいけません。
*男の娘の涼も人にπタッチやらかしますけれど、この娘はそれより自身の下半身関係が色々あります。・・・お漏○しとか誰得なんだよ。


○そうそう声です声。主役の3人と765プロのアイドル達以外はついてないんですよ。これはちょっとびっくりしました。その主役3人たちもしゃべっているのは全体の8割くらいですし。
DSのハード事情なんてさっぱりなのでなんともいえませんが、魅力的な登場人物が多かったので容量の関係とかだったらちょっと残念です。楽曲とかはいってるからかな?
キャラの声で気になったのは愛と春香です。
愛は声がとにかく響きます。なのでヘッドフォンをしてやる場合には注意が必要かと。すっごく元気で耳がキンキンになります。
春香はなんか変でした。マイクにうまくのってないのか、なんか鼻声っぽいというか大人しい感じで、声だけ聞いていると誰だこれと思うこともしばしば。
ちょっと成長したってことなのかもしれませんが最後まで違和感が消えませんでした。

*DSにしてはよくしゃべる・・・ってことでいいんでしょうか? きっといいんだろうなうん。

*営業には2種類あって!が付いている重要営業と!マークが付いていないサブ営業があるのですが、サブ営業には声がありません。
それとこのサブ営業は出現条件があるようで(思い出数?)全部見るのにはちょっと骨が折れます。



○立ち絵なんかはけっこういい感じですね。表情の変化も多いですし何よりパッケージ絵より数段かわいいです。特に愛なんかはほんとかわいいですよ。声の力も大きいかもしれませんが。
ただ、765プロアイドルの立ち絵が普段着ver.しかないのは手抜にしか思えません。伊織がドーム(スタジアムかも)のイベントでも私服なのはさすがにどうかと。
これも容量の問題なのでしょうか?
・・・・・・。
ハードの問題です。
容量の問題です。
便利な言葉ですね。

*ああそうそう、ちなみに貴音と響も765プロ勢として朝に一回だけ出現します。どちらがでるかはランダムっぽいです。
他の765アイドルと違って低ランクのようで、おそらく移籍後なのでしょう。

*それとgardenの瑠璃シナリオ追加パッチまた延期しましたね。すげー残念です。←申し訳程度のエロゲー時事ネタ
怒りの日みたく完全版出してくれないかなあ。



○ステージモードでコール入力やカメラ位置をいじったり、オリジナルのTシャツとかが作れるのは面白いとは思うのですが、
いかんせんグラフィックがあんまりきれいじゃないのが残念です。
ただ自分だけの振り付けを作成できるっていうのはいいですね。ずっとおしりふりふりとかさせたりとかアホなこともできますし。
それとダンスの動作も悪くないように見えます。よく動いてるとかじゃなくて、歌とちゃんと合っているっていう意味で。
ここはさすがにちゃんと作ってるなと。

*PSP版は歌と口パクのずれがががが。



◎全体的にゲーム部分は、簡素になって自由度が少なくなったというのが正直な所です。
旧作のよかったところを大分削ったなと。目を惹いたのはステージモードくらい
なのでゲーム部分については、はてしなく微妙と言わざるを得ません。



◎次にシナリオについて色々と。
○シナリオ構成は大体9~12章で、各章の最後に行われるオデを全勝で進めていくと最短の9章でラストを迎えることになります。
不敗伝説を作るのも一興ですが、敗北から立ち上がる姿もぐっとくるものがあるので、1回くらいは敗退しておくのもよいかと。
各ランクのENDを見るには周回が必須です。これは旧作と同じですがDSではセーブが3つ使えるので、さほど苦労はしません。



○大まかなシナリオの流れは3人とも同じです。

1、三者三様のデビュー。そして事務所内対決を経て新人からの脱却(アイドルとしての自覚が芽生え始める)

2、ライバルの登場もしくはスターへの挑戦(人気アイドルへと成長)

3、それぞれの問題が発生しそれに立ち向かう(トップアイドルへ)

*語られるのはデビューからアイドルアルティメイト(以下AAと略)の出場権を得るところまでとなります。
これはバンナム考えたなと思いました。AAでの戦いは描き難いのですよね、設定的に。なぜってAAでの敗北≒引退ですから。

*基本的に3人の物語は同時進行しているので他の主人公2人と序盤はよく絡みます。しかし終盤はそれぞれの戦いで忙しくなるのでほとんど出てきません。
こっちはえらい目にあってるのに2人とも何の反応もないのはおかしくないかと思わなくもないのですが向こうは向こうで手一杯なのです。
なのでシナリオはそれぞれ独立していると考えてよいでしょう。



○秋月涼(女装アイドル)のシナリオで語られるのは、「夢をあきらめないこと」。

夢のために卑怯な手を使ってでも勝てば良しとするライバル・桜井夢子と出会い、彼女の行動を諌めようとする涼なのですが、よくよく考えると涼も人のことをいえたものじゃありません。
本当は男性アイドルとして活動したいのに、みんなをそして自分を騙して女の子としてアイドル活動をしているのですから。
涼も夢子も「夢」がある。だけどお互いどうやってそれを目指したらいいのかわからなくなっている。そういう意味で涼と夢子は同志で、だからこそお互い惹かれたのでしょう。
終盤、これまでの行いが裏目に出て、夢への道を絶たれた夢子のために、涼は男に戻ることを決意します。
夢子という自分。自分という夢子のために、もう一度自分の夢と向き合うことで涼は彼が目指していた「イケメン」になることができたわけです。
最後、TV放送で男であることを暴露し、「夢をあきらめないで下さい」と訴えるのですが、遠回りした彼だからこそこの言葉は重く響きます。
そしてその遠回り、女の子としてトップアイドルになったからこそ、涼は「僕の夢」への一歩を踏み出すことができたのでした。
とまあこんな感じで進むのが秋月涼の物語です。涼シナリオは非常にストレートに「夢を目指す姿勢」を語ってくれます。なかなかに熱いです。
もうこの娘は男だというのに女装してデビューとか「バンナム大丈夫かよ」と心配していましたが、そんなことは杞憂でした。女のために闘うとか、ちゃんとかっこいいでやんの。
また各ランクのENDも当然ながら「夢」を絡めた内容とオチがついています。もちろん女の子として生きるENDもありますのでご安心を。
にしても涼のファンは訓練されすぎだろこれ。男性ファンは男になっても別にかまわんむっはーだし。女性ファンも新たに増えたし。
男女両方から支持を得た涼はかなり強いトップアイドルになることでしょう。これからどうなることやら。

*涼の導き手となる音楽P武田の存在も光っていました。武田の「空気など読むな」発言の衝撃は忘れがたいものがあります。
最初に出てきたときはその格好から絶対悪いやつだと思ったものですが、武田もまた夢を持った熱い男でありました。かっこいいぜっ。
それと武田と夢子による涼の取り合いもこれから目が離せなくなりそうです(オイ



○水谷絵理(ネットアイドルで動画うpとか余裕)のシナリオで語られるのは、「誰かと一緒に歩く未来」。

絵理シナリオの醍醐味は、専属の担当プロデューサー(以下P)が付いているアイドルの視点から物語が語られる点でしょう。
物語が進むたびに絵理が尾崎Pの信頼に応えようとする姿は、Pたる身の涙腺を刺激しっぱなしでありました。
特に絵理は尾崎にべったりなので「お前、どんだけ尾崎が好きなんだよ」と突っ込んだこともしばしばです。
そういう意味ではネットアイドル友達で絵理を慕う少女サイネリア(鈴木さん)は不遇でしたね。
と言っても彼女は彼女で負けてはいません。この3人の織り成す三角関係はこれからもずっと続いていくんでしょう。

絵理シナリオで一番印象に残ったのは物語終盤で絵理の未来のために身を引こうとする尾崎Pに絵理が今まで溜めに溜めた思いのたけをぶちまけるシーンです。

一孤独なトップアイドルに意味なんてない。
一一緒いたから、一緒によろこんでくれたからがんばれた。
一ふたりで笑っていられたらそれだけでいいのっ

ここからのハッピーエンドの流れには涙を流したものですが、ここはそれ以上に興味深いシーンでもありました。
トップアイドルになったアイドル。そして彼女の未来のためにその身を引こうとする担当P。両者の姿は旧作での天海春香とPの姿そのものだったからです。
絵理ランクAENDはあの時春香があと一歩Pに踏み込めたなら・・・・・・というのを描いたものとも解釈できます。
天海春香は他の765アイドルと違ってPとは別々の道を進むことを強いられます。なぜ春香だけが、と憤る方も多いことでしょう。私もその一人です。
アイマスにおいて春香に課せられたものは大きい、ということなのかもしれません。が、それにしても・・・・・・!
そういう想いもあって、Pと共に歩いていく未来を提示した絵理のAランクENDは、ひょっとしたらという希望を抱かせてくれるものなのでした。
ただ絵理と春香にはアイドルとして大きな違いがあります。
絵理は、「誰かのために歌う」
春香は、「歌が好き。だから歌う」
この違いは、はてしなく大きい。
願わくば「2nd」で春香に別の未来が示されることを祈っておきます。

またこの絵理シナリオには各ランクENDで尾崎を失った絵理のその後も描かれています。
ここでまた面白いのが、尾崎がいなくなると絵理が多彩な才能を発揮しはじめる点です(高ランクENDのみ)。
才能の開花という面で見れば、尾崎の判断は正しかったといえます。
ただ、絵理は1人で歩くことはなく、親友のサイネリアを拠り所にするようになるので、やはり彼女には誰かが付いていないとダメなのだということもしっかり示されていますが。

*絵理ルートは彼女がなぜひきこもってネットアイドルをしていたのかということに全く説明されておらずそこが多少引っかかる所ではあります。
自分が悪く言われるのを特に恐れていないことから、学校などでいじめにあったことが原因ではなさそうですが、
ただ単に「外に出るのめんどくせ」ならそれはそれでかまわないので一言くらいは言及がほしかったところです。
それと余談ですが、絵理シナリオでは終盤に登場する伊織が光っておりました。作中での振る舞いはまさしく「王女」にふさわしい。私の中で伊織株が急上昇中です。



○日高愛(ロリ巨乳)で語られるのは「きっと輝く自分になる」ということ。

愛は新旧あわせて見回しても今までにいなかったアイドルであることに注目できます。
いやむしろ、今までいなかったのが不思議なくらいです。
それは何かと言うと母親が元トップアイドルであるという背景を持っている点です。
こんな誰もが思いつくありふれた設定のアイドルが今までアイマスにいなかったことは改めて考えると驚くべきことではないでしょうか。
ゆえに、だからこそアイマスの中では異端な存在であるのかもしれません。
はたしてランクAENDを向かえ、自身の輝きを手にし、伝説を超え神話を創ることを宿命付けられたこの最強のヒロイン設定を持つ愛に対抗しうるのは誰なのでしょう。
共に太陽たらんと誓い合った天海春香なのか、破格の天才・星井美希なのか、歌姫・如月千早なのか。はたまた俺の嫁、白き天使・萩原雪歩なのか。それとも別の誰かなのか。
バンナムはこの娘をどうするつもりなのか、実のところすごーく興味があります。

*愛の対抗馬として最有力なのは母親の舞でしょうが、この二人が闘ったら自分達の世界に行きそうなのでちょっとなあと。
それに舞は、全ステータスが異常に高くバランスブレイカーで扱いづらいにもほどがあるように思えます。

・・・でまあシナリオなんですけど、正直語ることがありません。
ただひたすらにがむしゃらに突き進む愛は、落ち込むこともあるけれど基本前向きです。
この子は成長しますが、その本質は最初から最後まで変わりません。
どんどんどんどん輝きを増していくだけです。ひたすらにまぶしくて底抜けに明るい。そしてそんな彼女に誰もが虜になってしまう。
日高愛シナリオはだから神話の序章となっています。

・強敵との戦い(美希との対決)
・戦友とのわかれ(まなみとの別れ)
・新たな出会い(雪歩キタコレ)
・大魔王復活(舞復帰)
・戦友との再会と裏切り(まなみリターン)
・師を越える時(春香との対決)
・伝説の武器の継承(愛の歌)
・そして神話へ(舞と対決)

ね?
もう王道も王道なんですよ。
ただ、愛の放つ光はちょっと強すぎて危うい印象を受けました。誰かがブレーキ役として必要なのではないかと。
となるとまなみが舞の付き人になってしまった今、やっぱりPが必要になるんじゃないかなあと色々期待はしてしまいます。

*そういえば舞に種を仕込んだ犯罪者(オイ)はまったく出てきませんでした。
(舞(29)は13年前引退なので16歳で引退。活動期間は3年なので活動期間は13-16歳の間。愛が13なので仕込みは15、6歳。ぷじゃけるな。)
家庭に不幸があったわけでもないようだし、父親は一体何してるんでしょうね。


◎一通り3人クリアしてみての感想としては良い意味で期待を裏切ってくれたなというのがやっぱり大きいです。
男の娘だったりひきこもりだったり、おいおい空気っつうかこいつ母親の出産年齢やばくね?など不安要素たっぷりでしたが、
蓋をあけてみればアイドル同士の戦いを軸にした王道成長物語で熱いこと熱いこと。
どのシナリオも「アイドルたちは闘ってこそより強く輝くものだ」というのがよく描かれていたと思います。
アイマスシナリオを楽しむという点でなら結構お勧めです。


おしまい。



以下は自分用のメモ。

AAでの敗北≒引退について

*後々バンナムがDSをなかったことにできるようにあえてこの設定を生かす可能性は無きにしも非ず。

*PSPでの貴音と響の引退はAAで敗北したことが原因ではあるけれど、黒井社長の方針で解雇→引退なので「汚名」による引退とはちょっと異なる。

ここでPSPとDSで出てきたAA関連のことについてまとめる。

・AAには予選から本選の舞台へあがる道筋と特別予選で優勝もしくはそれに近い成績を残し本選への出場資格を得る手段がある
・また予選を経ずとも、審査によって本選出場することも可能。ただし審査対象はランクAのみ
・PSPにて、負ければ敗者の汚名が残りそのまま引退するケースが多いとあるが、ここでの敗北は「予選~本選での戦いで」である
・AAの出場権が得られる特別オデで敗退した場合については、特に明言はされていないが、汚名が残り引退というのはない様子
(愛シナリオでTV局がAAの前に戦いの場を一つ用意したのはこの敗北≒引退というのがあるせいなのだろう。どちらかに深い傷が残るようでは
ランクAENDとしては後味が悪い。それと他の2人と足並みをそろえるためか)
・男女混合で雌雄を決するらしい。

*実はAAというのはアイドルを淘汰するためのシステムなのではないかとも考えられる。
一年近くでトップに上り詰めることが可能なこの世界では、どうしてもアイドルが多くなりがちである。
そのためアイドルの数を調整するシステムとして、アイドルを一斉に削除できるAAが用意されているのかもしれない


貴音と響について
DSで貴音と響が無名に近いアイドルとして登場していることからAA決勝で貴音と響が敗北し961プロを解雇、一時引退という設定は生かされている模様。
(PSP配信の最新のアイドラ(2009/9/30)でも、961プロから765プロに移籍しているとPが暗に述べている場面がある)
このことからPSPでの設定はなかったことにされておらず、引き継がれていると考えられる。

*PSP、DSが「2nd」でなかったことにされるかどうか、ある意味見ものではある。
*美希は、一時的に黒井プロに移籍していて、再び765プロに戻ったものとするしかないか。

DSで、貴音と響は登場こそするものの無名に近いのは、再デビューしたためランクが低いせいだろう。
ここで当然の疑問として、一度はトップ近くまで上り詰めたアイドルのことを一時引退したからといって
知らないのはおかしいという点であるが、ここはひとつ法則をつくっちまえばよい。

・まず女の子はアイドル(もしくはアイドル候補生)になった時点で年をとらなくなる。(なんだってー)
・人々の憧れとなるべく立ち上がった時点で人ではなくなるともいえる。(仙籍に入るようなもんだ)

PSPにて全員を育て上げると一つの事実が明かされるが、驚くべきことに9人(10人(亜美と真美ね))のアイドルを育て上げたのは
たったひとりのPであるのだ。この事実はつまり、765プロでPは少なくとも9年の歳月をかけて所属アイドルたち全員をプロデュースしていたということになる。

貴音と響はPが初期プロデュース時にAAで敗退した。
そして再デビューする間、10年くらい候補生だったとしたら、どうだろう。
若い世代は誰も彼女たちがかつてトップアイドルであったことなぞ知るよしもないのだ。

*10年飼い殺しかよ? →961プロ時代のアイドルとしての印象の風化を待ったため

以上によりDS登場時では再デビューしたばかりで無名であり愛たちが彼女たちのことを知らないのは無理からぬことなのである。

実はこの仮説は長年のある謎の回答にもなりうる。
それは、Pは婚活アイドル三浦あずさより年上なのか年下なのかという問題である。
・いまだ十代である。
・あずさより少し年下
・二十台である。
と公式やコミュなどからさまざまな事実が出てきたが、9年の歳月をかけていたのならばこのばらつきは当然のこととなる。
Pがプロデュースした時期によりあずさより年下の場合もあれば年上の場合もあるのである。
もちろん9年というのは最短期間である。
千早に付き添って海外に行っていた時期もあるだろうし、律っちゃんの新事務所設立に力をかしちゃったらまずいだろうがよげふんげふん。
あれ?つうか、サ○エさんやドラ○もんの世界と同じ仕様って説明ですべておkだな。・・・まあいいか。



脈絡もなくDSでの765アイドルたちのランクを整理しておく(推測)
A:千早、伊織
B:春香、雪歩、あずさ、美希、亜美真美
CかB:真、律子、やよい
DかE:響、貴音



舞は3年間活動してるし、年齢もふつうに増えてるっぽい点
・貫通された時点でアイドルじゃないから処女じゃないアイドルとかありない。

舞の復帰の隠された真実とは?
舞の復帰の何がすごいって二十台後半子持ちでありながらアイドルとして大成功している点だ。
実はこの舞の復帰がもつ意味は大きい。何がって。そらあんた決まってる。小鳥さんだ。
そう、765プロで事務員をしている元アイドルの音無小鳥嬢の復帰の可能性が出てきたってことじゃないか!
同じ二十台後半で男っ気なしの小鳥さんなら俺らの想像もつかないことをやってくれるはず。
使用武具(歌う曲)はもちろん「空」。空とか最強クラスのひびきじゃねえか。
PSPで彼女(彼女たち)の引退にはなにやら事情があることが察せられるし、ぜひぜひ2ndでは小鳥の物語もほりさげてほしいものだ。