神ゲー?否、髪ゲー。いや、どっちもか。
うむ、純愛とはかくあるべき。
システム周りでは特に不自由を感じなかったし、CGや音楽も満足いく出来でした、一部を除いて。
上げて落とすのもなんなので微妙だなと感じた点から。
・一部でデッサンがおかしいというかなんというか。不安になるCGが。
特に違和感半端無くて残念だったのが咲耶√ラストのCG。直前のシナリオで感動してただけに危なかった。もうちょっと崩れてたら余韻とか吹っ飛んでました。
・水葉√は必要だったのか?
咲耶√でのサブとしての立ち回りは非常によかったです。いやほんとに。ウルっときた。
が、本人の√はストーリーの解説としては役には立っていましたが微妙といえば微妙でした。いや、これは単に自身の嗜好というだけかもしれませんが。本編で全く話に絡んでこない点もちょっと。
落としたので次は上げるだけ。
・銀杏さんが可愛い。
説明不要なので次へ。ウチにもこないかな。女神から電話でもいいです。
・春人がカッコいい。
別段燃え展開とかあるわけでもなく、女の子が困ってるところに颯爽と現れるわけでもなく、
物事をスパっと決めてくれるわけでもない。それでも、かっこよく映るのは好印象。
悩むことはあってもウジウジはしないし、人の話はちゃんと聞くし(ここ重要)、思いをきちんと言葉にする、まあリアルでも通用する感じの好青年でした。似た感じだとカンパネラの主人公が近い感じだったけどこっちのほうが人間味があっていいと思います。
・シナリオがよく練られている。
最初国名が扶桑、と聞いたときはああそういう設定の日本なのかーと思ったが2周目でなるほど、と感心してしまいました。√開放の仕組みも単に選択肢が増えるとかそういうのではなくて凝っています。
ちょいエロが濃い目なので、エロゲに慣れてきた人にお勧めしたい一作。