声優の熱演、アニメーションのワクワク感、正に熱血少年ヒーロー漫画にあるようなシンプルな熱さ・感動が込められた作品でした。奥深さを期待すると稚拙なところ(設定、戦闘シーンなど)が目につくかもしれませんが、そこは気にせず楽しむが吉
短すぎるのとストーリーや演出設定でツッコミどころが多々あるのは残念ですが
それでもシンプルな熱さとしては丁度良いでしょう。
戦闘シーンもこれが全般的に影響しているのか
小難しい戦術や描写など無し、熱い魂とパワーで振り切る感じです
ボス級とのラストバトルで入るムービーは圧巻、よく出来ていると思います。
ただ、最終章のエンディングの締め方は消化不良な・・・
ミラーから春奈に対しては遺される遺志があるのに引き換え
ヤマトの決断は今まで生きていた時間を無にしてしまったような虚しさがあります
エピローグで彼等の事も描かれていれば感じも変わったのですが
にしても、思い出コレクターの万能性が土着の神っぽいってだけで完全スルーなのが頂けない
創造神同然でストーリーの根幹にあるものなのに。
それに、他人の願い、おまけに強制的に契約書に名前を書かされるだけで願いが適うって
代償との引き換えにしてはいい加減な設定ではないだろうか