良い作品だったけど、過去作と比べると、やや物足りなかった。
オープニングはめちゃくちゃカッコいいし、魅力的なキャラも多い。平安時代の知識も現代に通じるネタと絡めて教えてくれるから、分かりやすくて楽しかった。
一方でマイナス面もいくつかあって、例えば、据え膳食わない展開が多すぎる。全年齢作品じゃないのに寸前で必ずといっていいほど邪魔が入る。まあその辺はファンディスクとかでカバーするのかもしれないけど、ちょっとワンパターンだった。
ストーリーも、ご都合主義が結構あって、なぜキスで蘇生できるのか分からないし、主人公が死に戻りできる理由もしっくり来ない上に、義久の行動や戻る日が決まっているのも不可解。しょうがない部分かもしれないけど、核心に迫るような所でもあったから、どうしても強引に感じてしまった。