角砂糖だししゃーない。
◆イリオネーラ
国に危機が迫る!と思ったら割とあっさり解決しちゃう。てっきり共通で出た珊瑚ナントカとかいう奇病のことやるのかなと思ったらそっちは一切触れず。
あと最後のエピローグ要る?あれじゃバッドエンドみたいになってるだけじゃん。今の新女王は~とか前向きなこと描写しとけよ。
◆なつみ
他ルートでは姿を見せない女王が何故かこのルートだけブチギレ。まぁなつみが地上人だからってことにしておこう。
最後のエピローグは蛇足。海底でのことは一時の夢だったということで普通の暮らしに戻れば良かったのでは。
◆ロザニア
(他ルートでもそうなんだけど)個別に入った瞬間いきなり恋愛脳になるので違和感が強い。特にローザだけは好感度上がるようなシナリオが見受けられなかったので尚更。
後半のGに驚いて遭難するシーンはギャグかと思ったらエロに移行し、その後機体が故障してることが判明し酸欠で主人公がしにそうになって急にシリアスに。いやテンションくらい一貫しろよ。しかもどうやらここが山場だったらしく、全体的に行き当たりばったりで何が書きたかったのかわからないシナリオ。
◆リィル
地上へ行ってみなもに会いに行く!ってのが本筋だと思ってたのに、いつの間にか地上で主人公と暮らす!に動機が変わっている有様。で、周囲の反対を押し切って強引に地上へ赴くも阻止され、結局なんやかんやあって許してもらう感じに。なんという茶番。
その後みなもと再会するシーンはCGこそあるものの描写はかなりあっさりとしたもので、エピローグには登場もしなければ言及すらされない。つくづく不憫な妹である。
◆まとめ
ファンタジーだからとはいえ全体的にご都合主義というか大半が茶番に思えてくるくらいは面白くなかった。
ただでさえ登場人物が少ないのに共通終わりで妹が脱落し、ルートによっては後々なつみも脱落しちゃう。キャラ大事にしてやれよ。
共通部分で言ってたアタランシアの守秘義務?みたいなのはルートによって後半やたらユルくなる。雑すぎる世界観。
悪いってことはないけど声優や音楽も特に刺さらず、良かったのは絵とエロくらいなものでした。
まぁしょうがないよね。だって角砂糖だし。