かなり満足できたオトナの『乙女向けゲー』でした。
NTR系の『蝶の毒 華の鎖』みたいな感じですが。
よく乙女向けの女性プレイヤーへエロゲの『紫影のソナーニル』や『美少女万華鏡4』を推薦されていることを見ましたが、前者の推薦の原因がわかりますが、後者の推薦の原因は…ちょっと後味悪いです。
それよりLiLiMの『戯ィ牙』を推薦してあげても悪くない感じですけど。
男性キャラはフルボイスですし（主人公のことを言った？いや、どう見ても主人公は主人公ではないじゃない。)たったの語り手のような感じです。各ルートもなかなかで色んな性癖がある乙女向けのプレイヤーのことを満足できると思います。
ストーリー
いつものように寝取られ感が薄い上、今回の『戯ィ牙』は正直な乙女向けゲーな感じです。
ボスはあの人ですから尚更です。そして、おおお、ボスはこんなに自分（ヒロイン）のことを愛していることを知っていたとたん、感動の声をあげるしかありません。
LiLiMさんはいつか本物の女性向けものを創り出しますか。心から期待しております。
キャラクター
流雅ちゃんまじでかわいい天使です！最高です！どんなルートでもかわいくて優しくてかっこうよくて大好きです。（╹◡╹）
りるかちんの『虫になる』というルートで付き合ってくれる流雅ちゃんは天使です。涙目のように感動しました。
山桜桃さんのルートはきついですね。遠子パートはちょっときついですが、りるかパートは美しかったです。うん、色んな意味で。
巽さまは大きな（色んな意味で）人ですし、冷酷な人ですが、悪くない感じですね。でもあまり大きいである意味も満足しました。
光則さんは悲劇でした。主人公という語り手は『いい事』をした感じですね。あと、メス奴隷になってしまった茉穂さんにとって悪くないですね。ある意味の夫婦仲直りができましたね。
亜紀裕ちんは体型の見た目が悪いですが、悪いひとではないので軽蔑される必要がありませんじゃないですか。遠子をずっと大切しているじゃないですか。
うん、千景さんはラスボスのルートもなかなかで『蝶毒』をやる時の気持ちも醸し出しました。また、千景さんのルートのえっちも綿密でかなり好きです。まあ、CDの方がもっと激しくて面白いですけど。
総評
いつか女性向けのゲーを作るのでしょうか。LiLiMさんよ！