シナリオ自体は良くできてると思う
ギャグゲーとタイムリープを混ぜ合わせた結果多少アラが見られたが十分に楽しめる出来であった。ニュートンの歴史などの予備知識は必要とせず楽しめた。
ーネタバレ(思ったこと)
四五ルート
じいちゃんがニュートンと名乗り出てそれからちゃっかり子供を作り箱に手紙を入れループした主人公たちに見せるという展開はこのゲームの主題であるタイムトラベルをうまく利用したと思う。
主人公と四五がどう繋がっているかもうまくかかれてた。
アリスたちの喧嘩も解決してからエンディングを迎えてほしかった。
ラビルート
この物語の核として存在するルートでありタイムパラドックスについて深いと思わせたルートであった。イチャラブの展開にはなり得なかったが修二が最後までラビを思い続けラビが世界を変えていったのだろうと思う。
春ルート
ラビルートからの続きであると言える。春が日本へ旅立ってしまった事象をうまく阻止し次の展開へうまくつなげていった。最後には苦渋の決断で顕微鏡を捨てこの世界に生きるというのをみてこういう選択もありだと思った。第三節を書かずニュートンの歴史とは違う結末になったがいい方向で未来へ伝わっていくのだろう
エミールート
じゃがいも推しすぎて何回も笑ってしまった..ヒロイン5人の中で一番愛着があって好みだった。
アリスとの姉妹関係でシリアスで重いと感じていたわりにはすっかりと仲直りしてアリスが自分の本を受け継いでほしいと言うのは都合がよすぎると思った
いきなりインテリになった感じも咎めない
主人公は一緒にじゃがいも栽培でよかったのかね?
アリスルート
多くの疑問が氷解したルートで1番読後感がよく最後のほうは感動してしまった。
主人公がいなくなってもしもアリスがこれから学者に進むことの道が途絶えてしまう可能性があったらどうなるかと思っていたが現実世界に戻ってみた秘蔵図書でみんなうまくやっていたことが確認できて改めていいルートだと思った
ラビが1度母を救いに戻っているからこそラビの言葉が響いたし、じいちゃんがうまく世界を作る役割を果たしてよくできた作品だと感じた
総評
ギャグセンスや各ルートのムービーなどうまく笑いを組み込めながら根の深いシナリオを組み込めていたと思う。恋人になる過程における時間が短かったように感じましたがこれからもギャグセンス高い作品期待しています