最初とクライマックスは良いが途中中だるみ、続編制作決定で一安心。
周回が大前提となるゲームです。初回だけでは確実になんのことだかわからなくなります。2週目でやっとなんとなくわかります。3週目でややこしくなってきますがちょっとだけハッピーエンドっぽくなります。4週目で一応全員救われます。5週目でみかんの坂を上りだします。ネタバレになります。
主人公は天使をみたことがある人間であり、天使の羽を持っていてひょんなことから秘密探偵部なる部活動に関わり、さらにオカルトにも関わっていくことで自らの秘密にも近付いていきます。
ヒロイン中、神宮司以外は全員天使であり主人公も天使なのですが、部活の顧問が実は主人公が天使として覚醒しそうになるたびに世界の流れをゆがめて主人公を普通の人間として生きていかせようとして、ストーリーがループするという話です。
話の流れで顧問も最後にはあきらめるんですが、その後どうなるかというとどうにもならないで話が終わります。
おそらくこの唐突な終わり方以外は高いレベルでまとまった良作だけに悔やまれます。