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dr.takさんの和姦催眠 ~幼馴染の彼女は催眠PlayMates~の長文感想

ユーザー
dr.tak
ゲーム
和姦催眠 ~幼馴染の彼女は催眠PlayMates~
ブランド
ディーゼルマイン
得点
63
参照数
3120

一言コメント

(主人公的には)和姦(なので)催眠(状態でエッチしても問題なし) カッコの中身が重要

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

個人的に好きな和姦モノ×催眠モノというコラボレーションですが、素直に納得しづらいところはありますね。
シナリオの設定上、たしかに主人公とヒロインは相思相愛の関係にあるわけですが、
ストーリーが進行するのは催眠をかけ続ける場合のみで、素直に気持ちを伝えるとそこで終了。
なので、話を進めるためには主人公はヒロインの気持ちを知りつつも簡単には自分の気持ちを伝えず、
同意のないまま「お互い好きなんだからいいや」と催眠術を使いヒロインの体をいいようにしてしまいます。
さらに、付き合うことになった後も意識がある状態では、まだ体は許さないとヒロインが言っているので、
これをタイトル通り「和姦」としてしまうには、些か語弊があるように思われます。
まぁ、お互い好き合った仲なので凌辱じゃありませんよーという製作側のアピールなのかもしれませんが、
タイトルにするくらいなら、もう少し和姦らしい和姦シーンがあってもよかったような気もします。

と、タイトルと内容に関するちょっとした疑問はこのあたりにして、肝心のエロについて。
ボリューム自体は回想数12に加え、クリア後のエクストラストーリーに1シーンあるので実質13。
ただし、1つの回想の中でシーン差分もあり、尺もそれなりにはあるので価格的にはまぁまぁじゃないかと。
シチュに関しては、なかなかマニアックな物も多く個人的には満足いくものでした。
特にヒロインの排泄を覗くシーンは、トイレでの自然排泄というのに加えて固形後に液状という、
スカ好きにとっては一粒で二度美味しい感じが良かったですね。
また、意識のある状態でオナニーしていたことを暴露させた後のオナニーの見せ合いなども、
羞恥プレイが好きな自分にとってはなかなかいいシチュでした。
あとクリア後のエクストラですが、1シーンだけとはいえ精液でのボテ腹やアヘ顔、排泄(大小)などがあり、
精液大量注入シリーズっぽくてエロいといえばエロいのですが、全く和姦とは言えないので一応ご注意を。

テキストについては、中盤以降は卑語も多くなかなかエロいと思いますが、対するヒロインの声が微妙。
喘ぎが一定すぎるというかなんというか、テキストに対していまいち迫力に欠けました。
まぁ、個人的に獣系喘ぎが好きだというのもありますが、それを抜きにしても上手いとは言い難いと思います。
日常シーンのヒロインの声自体は可愛いので、肝心の喘ぎが弱いというのはかなり勿体無いところです……。

それから、とりわけ期待もしていなかったシステム面で意外にも良かったのがズームアップ機能。
ズーム機能が付いていても、ほとんどの場合は大した意味がないということが多いのですが、
本作についてはズームをすることにより、モザイクがかなり薄くなります。
ちょっとズーム画面が大きすぎるため、全体像が見えなかったり、固定しづらかったりという難点もありますが、
ズームアップしない場合に比べて、モザイク部分はかなりはっきり見えるのはグッド。
こういう意味のあるズーム機能はこれからも取り入れてほしいものですね。

最後に催眠モノとしての全体的な評価ですが、催眠エッチのほとんどが無意識下のものだったり、
意識はあってもエロに対して違和感を感じないという催眠をかけたうえでのものだったりするので、
羞恥を強調するシーンは少なく、こういうプレイを期待している人には微妙な出来かもしれません。
ただ、シチュの感想でも書いたように、数少ない羞恥プレイでのエロさはなかなかのものなので、
羞恥好きを全然納得させることが出来ないかといえば、そうでもないと思います。

以上、正直不満な部分もそれなりにありましたが、低価格抜きゲとしては合格と言えるのではないかと。
とはいえ、やはりせっかくの和姦モノならハッピー系のエクストラシーンも欲しかったかなーと。