イリュージョンに求めるものはシナリオじゃないんだけど。
ナタネの成長物語ですね。
これと言ってすごい複線があるわけでもなく、単にナタネの成長に満足できたらそんでいいんじゃないかな。
内容にこれと言って言いたいことも特にないんですが。
選択肢がいくつか出てくるために、その選択次第でH時の性格が決まるようです。
冒頭でも上げたように、最近のイリュージョンは変にストーリーに力を入れ始めました。
すく~るメイト2あたりは導入部分として入れていただけなので最低限必要だっただけでしたが、最近はシナリオのウエイトが大きくなっています。
方針転換なのか、社内事情なのか分りませんが、
致命的に間違っている。
と思います。
ストーリーに力を入れ始めたためなのか、フリーモードの手抜きっぷりが非常に顕著です。
最もそれを感じるのがパーツごとに脱がせられないところ。
今回はナタネのみパーツごとに脱がせられますが、服装は基本的に上下はセットです。
下着、ソックス、靴、アクセサリーは独立しています。
そして、他のキャラは半脱ぎか全裸のどちらかで服装も決まっていて、パーツごとに脱がせられません。
H時も簡略化しすぎたためか、ボタン一つやホイール回転ですべてができます。
やっていて物足りないです。
ヒロインの興奮度とか以前はいろいろあったのにそういったものはすべて取り払って、とにかく手軽にやれるのを追求しすぎています。
そこのところはプレミアムプレイダークネスと変わらないですね。
もっとも、こっちは陵辱要素は全くありませんが。
しかし、途中セリフが入ってうっとおしいのは引き継がれています。(若干邪魔にならないように配慮された?)
次に、一度挿入してしまうとどちらかが絶頂するまで止められません。
また、入れたときの仕草がないのでいきなりピストンに入り不自然です。
視点も位置変更をするたびに変わるのでめんどくさいです。
そして、メインであるカスタム要素もいろいろ項目はあるんですが、幅が狭いです。
自分で調節できないんですね。
細かい選択肢から選んでいくので大幅には変えられません。
服装も決して多いとは言いがたく、たぶん使えるものは限られてくるのではないでしょうか。
グラフィック面でも影とか光とか、明らかに退化しています。
位置変更ができるのですが、光の当たり方がどこも同じで不自然です。
すくーるメイト2のときは場所によって光の当たり方が違って体つきがエロく感じたのですが、今回にはないです。
まあ、キャラ造形はプレミアムプレイと比べたらとっつきやすいと思いますが、体のラインのエロさが退化していますね。
悪いところばかり挙げていますが、体位の数は多くて細かいのでいいですね。
ただ、動きが単調なのでそこのところもっと考えてほしいのですが。
さて、いろいろ書きましたが、前々からイリュージョンは良かったものも未練なくかなぐり捨てるメーカーなので今更驚くことはありませんが、それにしてもユーザーが求めているものと乖離したものばかり出します。
良かったと思ったら次が良かったものがなくなっていて、おかしなものがくっついているので、一体なんだろうと思います。
イリュージョンにシナリオなんて求めていないので、ちゃんとしたカスタム要素やエロに力を注げばすごい一品が出てくると思うのですが・・・
そこのところはスタッフの入れ替えが激しいのでしょうか?
ジンコウガクエンをベースにエロがすくめ2、人口少女のようにマップを歩け、服を自由に選べ、プレミアムプレイの陵辱要素も少し加えて、学園モノ作ったらメチャメチャやりたいんですが・・・