まあ、ファンディスクと考えればこんなもんだろうと・・・
率直に言うとおおむね満足、すこし物足りないぐらいに感じた。
ただ、PS2版をやってないのでエステル、翠についてはちょっと流れをつかむまで苦労した。
そのほかのキャラは短いと感じつつもほのぼのとしてて、後日談らしくていいんじゃないかと思った。リースはちょっと違ったけど・・・
ただ、別にフィーナを最後に選択させる必要はなかったんじゃないかな?思う。
まあ、卒業がテーマみたいなものだし、『夜明け前より瑠璃色な』はこれで終了と言う意味でメインキャラに最後にしたのかもしれませんが・・・
しかし、シンシアの後にフィーナシナリオをやると、どうしても物足りなさを感じる。
で、そのシンシアなのだが・・・
間違いなくこのゲームの主役はシンシアでしょう。
新規キャラと言うことで一番力の入ったシナリオだった。
ただ、他の感想にもあったように主人公が優等生で理解がありすぎるので話が綺麗に進行しすぎのようにも感じたが、無理矢理なご都合もなくいい話だった。
難しい用語が結構あって大変でしたが・・・
個人的にこの話を最後にもって来るべきだろうと思った。
ファンディスクでこのくらいのボリュームならいいんじゃないかなと思う。
エロの回数が少ないが内容がそこそこいいし、もともとエロを重視した作品じゃないので仕方ないだろうと思う。
あと、オーガストは爆笑を狙わずに、ニヤッとさせる笑いを狙っているのを改めて感じた。
最後にシンシアの話を読んで別れは悲しいなと思いつつ、もうひとつ思ったことがある。
シンシアは最後、楽しい7日間だったと言った・・・
主人公はわずか1週間以内に初対面の女の子を陥落し、2回も体を捧げてもらったということだ!!
一目惚れでもなく、2人の閉鎖された空間でもなく、1週間以内に口説き落とせという条件があるわけでもなく、主人公がアイドル並みのモテ男でもなく、全くゼロからの状態から速攻で恋愛状態になった。
なんという女性キラーぶりなんだろう・・・
最早スナイパー並みの正確さで相手の心理をつかないとありえない出来事だと思う。
大体のゲームの主人公は天然ジゴロだが、1週間で天然で相手を惚れさすスキルを持った主人公はそうそういない・・・
主人公はすげーやつだと思った・・・
かなり雰囲気をぶち壊すことを考えてしまったし、どうでもいいことですが・・・