ユエラ一周目だけで90時間越えてるんですが。何この時間泥棒。限りなく100点に近い89点と言うべきか。
システム◎、シナリオ×という概ねの評価傾向は他の方の感想と変わりはありません。
ただ、サブヒロイン達のシナリオはある程度(サブなりの分量という意味で)しっかり
流れが描けていると思いますね。特にメロディアーナさんマジ天使。
問題は、メインヒロインの出会い⇒心境変化⇒両思いの流れがサブのそれに負けてる
所であって。かなり早い段階でシナリオ分岐させる為に好感度差をつけたいのと、全体の
ボリュームから見て前半ばかりにイベントを積めないのとの板挟みでこうなったってこと
なんでしょうかね。この辺り、4~5章以上かけてプレイヤーの実プレイ時間さえ利用
しつつ展開を積んでいける、サブヒロインとの差が出てしまった部分なんだと思います。
最後の最後に10点足りないのは、この為に18禁タイトルの18禁であるべき部分での
充足感が足りなかった事。一度も濡れ場を飛ばさず見たのがメロディアーナさんだけな
くらいヒロインへの入れ込みが不足していました。まあ、個別で見ればワンワン啼く
いぬユエラとかポニテな火のユエラとか良かったは良かったんですが。
あと1点は、純愛オンリーと理解して
買ったのは確かながら私はやはり凌辱スキーだということ。例えば終盤のとある面位、
前作でコレット救助が間に合わなかった時みたいなイベント欲しかったぜー!
反面、遊ばせるという点ではほぼ文句のつけようがない出来。ダンジョンの必要性、
モンスターと戦う意味、工房運営が無駄なく結合。
そして膨大な項目の図鑑を埋めていく満足感。古くはポケモン成功の頃に散々指摘
された「収集するという快楽」が、過不足なく投入されていると感じます。
また、敢えての日数縛り無しや敵の強さ・アイテム使用の簡便さといったヌルゲー仕様
にしたのも正解。ダンジョン攻略も然りながら、今回の主眼は集めて開発する事にある、
とテーマをぶらさない為の設計と感じました。
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…でもね、中盤のヤマとも言える戦闘イベントを用意しておきながらね、
(天使殺し)デモンズハンマー×2回行動
(暗黒属性)霊石の大槌
(暗黒属性)デビルファング
(暗黒属性/闇界衝撃)闇槍ルナグレイブ
(闇界衝撃)漆黒の鉄水晶
(闇界衝撃)漆黒のキセル
(対空迎撃)弓×3人
…幾らなんでもヌルゲーすぎやしませんかね、開戦前にここまで準備出来るって。
子羊が狼の群れに突入するレベル。
ほむほむがワルプルギスの夜相手に核用意出来るレベル。
こんな陣容が待ち受けているとこに天使軍をガンパレードさせるエリザ様マジ悪魔。
私なら間違っても愛しの純愛天使メロディさんをこんな虐殺地獄に放り出せない。
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さて。さすがに一周目だけで100時間近く行くとは思ってませんでしたね。
姫狩りの時はユニット強化に燃えたら3周目だけで200時間越えましたが。
各ヒロインルートも堪能していきたいんで後はのんびりと攻略していこうと思います。