前作でエロの基本パターンを尽くしたと判断したのか、際物に走りキャラまで増やした結果収拾不能な事態に。
と言っても、前作はひたすら主役2人を触手姦するくらいだったんですけどね。
しかし今回はキャラが一人増えたのにシーン数は3つ増えただけ、加えて、
【前作にはなくて今作で初出のパターン】が
・未変身でのH
・発情レズ
・触手と和姦
・ふたなり
…うん、気持ちは分からんでもない。いわゆる普通の触手姦と普通のHで
まとめた前作と同じシーンをやりたくなかった気持ちは分かる。
でもこういうのはあれだよね、基本があった上で存在するべき派生だよね。
「おまけディスク」とか「FD」とかいうのならまだ分かる。でも
1,2と別作品として売るにしては、際物ばかりの色物になってしまってる。
加えて新ヒロイン?のアンバーにシーンを割きたいのは分かるが、あくまで
キュアフローネシリーズの新作ならキュアフローネをメインにおくべき。
総数が大して増えてないから一人一人が前作より薄くなってる。
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それから、怪盗物のセオリーとして正体バレは最終シークエンスのイベントだよね?
煮え湯を飲まされながらもだんだん惹かれていって…最後の最後で正体バレした後は
一気呵成にエンディング。これは鉄則のはず。
なのに、最序盤にいきなり正体バレがくるってどうよ。仮に「1」プレイを必須の
前提にカウントしても、まだ中盤どころであっさり正体バレ。これ怪盗恋愛物の一番
美味しいところを豪快に捨ててるよね?
低価格作品にシナリオなんて期待してないけど、norn以下。
最低限の起承転結くらい弁えろよ…。