ヒロイン全員モノでいいでしょ
メインは「あさがお→優→弓月単独→未来」、おまけは「加奈子→頼子さん」の順でクリア。ここに書いてないのはスルー。
モノ達は大半がいい子なのだが、人間キャラのウザキャラ率が非常に高い。
擬人化が売りとはいえ、疑問を感じずにはいられないほど。
中でも南、真鶴、松田、RAEL関係者のうざさは異常。未来や頼子さんの引き立て役と考えてもこれはない。
主人公は「完璧超人」という表現が相応しいハイスペックぶりだが、こうなったのは南が押し付けてくる無理難題を解決してきたからなのでは?と思わず疑ってしまった。
85点という高評価は、未来と頼子さんを始めとするモノ達への点数と言っても過言ではない。
特に未来については、未来ゲーと散々言われるだけのことはあるというところ。
頼子さんや加奈子をメイン扱いにしてほしかった。元々、CS移植時の追加要員なのかもしれないが。
後、誤字脱字や日本語としておかしい表現が目についた。
以下はルート別感想、というか殴り書き。攻略順。
【あさがおルート】
「あさがおを製造した大企業から脅迫され、その要求通りに命がけの仕事を完遂してめでたしめでたし」という内容。
「何で強盗(拉致?)を仕掛けて来るような連中に協力を強制されにゃならんのか」という感情が先に立って楽しめず。たぶん感動させたいんだろうけど、これではきつい。
そしてエピローグでその企業に就職する主人公。「もう二度と名前も聞きたくない」となってもおかしくない気がするのだが。下手すれば愛する人が死んだんだし、一度は実際死に掛けたというのに。
あさがお自身は無邪気で可愛いが、欲情できるかとなると微妙。
どちらかというと子犬や子猫を見て「可愛い」と感じるのに近い。
【優ルート】
南・真鶴の妨害と加奈子関連を除けばほとんど内容が無い。一回目のHは唐突過ぎて驚いた。
優自身はわりと無難なツンデレキャラなので、そういう意味ではそこそこ満足。
【弓月単独ルート】
弓月は非常に可愛いのだが、とにかく松田の存在が癌以外の何物でもない。あれほど思い遣りや気配りのないキャラも珍しい。
常時上から目線なうえ相手のことを考えずヒステリックに喚き散らす。最早ツンデレですらない。おまけに弓月のCG枠・Hシーン枠まで圧迫している。
これをヒロインにした意図が聞きたいくらい。立ち絵や声だけ苛々させられるキャラはある意味希少。松田単独ルートやハーレムルートにはとても行く気になれず。
【未来ルート】
これは萌える。今までプレイしたエロゲのキャラで一二を争うぐらいの良ヒロイン。
【加奈子おまけルート】
本編では影が薄くて暗かった加奈子だが、ここで逆転。意外にも?可愛い。
メインヒロインに入っていれば、さらに萌えるキャラになれただろう。
【頼子さんおまけルート】
本編では未来と並ぶオアシスだった頼子さん。当然おまけでも萌える。
彼女もメインに持ってきて欲しかったが、CS移植時の追加ヒロイン要員か?