あらゆる意味で怪物。この発想、これだけの完成度。1つの作品として恐しさすらある。
シナリオ10点(×2):「ゴール」に震えた。この場面に総ての2次元キャラの浄化を重ねたというのが私の解釈。
音楽10点(×2):もはや恐るべき水準。この作品の全てを賭けたような「鳥の詩」の凄まじい殺気に震撼。
画力10点:ここぞという場面で常に予想を上回る凄い絵を出してくる。キャラは洗練度が増し、今回は制服がいい。
キャラ10点:露骨な口癖&食物萌えは健在。でも解かっていてもハマってしまう…。造形・性格設定も実に周到。
エロ1点:改善する気は毛頭ないようです。まぁ、さすがにもうエロは求めてないですが、一応エロゲなので最低点。
操作性9点:Kanonと同じで感じ良いシステムですが、難をいえばバックログの使いにくさと味気無いメニュー。
量感10点:まあとにかく長いですが、喪失感は最強。実際のプレイ時間よりプレイ後に重みや充実感のある作品。
世界観10点:メタな考察は置いといて、個々の細部の綿密な設定・計算はまさに圧巻。類似作の大量誘発もやむなし。
総計90点