大仕掛けの割りに完結性が欠落、典型的な伝奇系の失敗作。萌えは意外と優秀。
シナリオ6点(×2):いかんせん物語が完結してないので。ただし泣きシナリオあり。テキストは上質で名言あり。
音楽7点(×2):一昔前のアニメみたいで楽しいノリ。シリアス方面では一変して陰影深く味わいがあります。
画力7点:立絵がかなりカワイイです。背景、イヴェントはまずまず。淡くて優しい色調がいいです。
キャラ9点:意外に強力キャラが多く、萌えます。超豪華な声優陣も勝因。主人公の兄が絶妙の味付け。
エロ4点:形だけこしらえた感じで、やる気なし。期待は禁物です。声はまあ良い方だと思いますけど、短いし。
操作性9点:ほぼ万全。スペックに応じて解像度が選べ、なんと1280×960まで対応。中途半端な羅神眼システムが傷。
量感8点:硬軟イヴェントのバランスがよく軽快。全体的にも結構テキスト量はあります。これでオチが万全なら…。
世界観6点:謎めいた要素がほとんど放ったらかし。マッタリした学園モノの雰囲気は味わえます。
総計69点