自分の言動に対して言い訳を用意したり、そんな主人公の人間臭いところに強く共感できました
主人公が感情を動かす場面では
私も、胸の奥から何かこみ上げてくるものを感じました
主人公は吸血種で、尚且つ感情の一部が欠落しています
自身が普通の人で無いと自覚している主人公は
普通の人間らしくあろうと
本音を隠し、周囲に気を使いながら生きています
その結果
周囲の人間から好かれ、期待を押し付けられたりします
それに対してまた嘘を重ね
罪悪感を感じたり、自己肯定をしたり
感情が欠落している為に
ズレタことを言ってしまったりすると
慌てて取り繕ったりもします
その姿は
とても人間らしいと思いました