十分に面白い。個人的には前作よりはるかに面白い。リリィ効果かなぁ…かなり可愛いし
このゲームはたぶんアクションパートが楽しめるかどうかでかなり変わってくると思う。個人的には前作よりかなり面白かった。ストーリーも自分好みの剣と魔法の物語で、なかなかよかったのだが、ベリオとリコのエンディングはちょっと無理矢理な感じがした。個人的にストーリーはリリィ>>ナナシ>カエデ=未亜>リコ>>ベリオという感じ。リリィシナリオは萌えあり燃えあり笑いあり、感動もちょっとありで、おそらく全ストーリー中で一番ハッピーエンドだと思う。破滅は残ったままだけど大河にとって大切な人はクレア以外全員死なないし、きちんとミュリエルの成し遂げられなかったものを大河とリリィを中心として成し遂げ、受け継がすことができたので終わりはとても気分よく終われる。最後の幻影石のシーンは泣きこそしなかったがじわっとくる感動があった。ただ子供の名前が当間大地ってことは、リリィは当間リリィになったのかねぇ。ものすごく似合ってない。夫婦別姓?まあリリィシナリオはSSSをあげても良い。ナナシシナリオはあまりピンポイントでいいという場所はあまり無かったが、全体的に雰囲気がよく、ルビナスVSロベリアは結構面白かった。エンディング直前の大河を殺して叫ぶシーンが印象的。主にルビナスとナナシのギャップがいい。評価はS。未亜シナリオは途中がかなり駄目だった。まず他ルートでは嫉妬こそしたが、あそこまで壊れてなかったから結構受け入れるのはキツイところや、リリィの扱いがちょっと酷いところや大河の壊れっぷりなど今までのイメージが全破壊される可能性もあるほど。ただ、未亜と再開した後は暴走してるが結構いい物語になっていて、破滅の将VS救世主候補のシーンはかなりよかった。その後の大河VS白の主で主題歌Fatallyが流れたのは鳥肌が立つほどよかった。(まあ、主題歌効果は前作の方がよかったが)そして最終戦大河VS神で大河の召喚器トレイターの意味を確信できた。初めに名前がトレイター(Trator:反逆者、裏切り者の意)と知ったときから、神に逆らうためか、男だからかのどちらかだと思っていたのだが、まあ予想通りだった。閑話休題、とにかくラストのほうはなかなか燃える展開で、今までに残した伏線も全て拾ったと思うのでまあそれなりによくなった。最後にリリィが火種を抱えているっていうのは大河の子供ってことかね。病院とか言ってたし、ノーマルエンドでリリィルートの2人の子供の名前である大地が出てきたし。結構酷いと思う。まあ評価はA+。カエデはエンディングがよかった。それ以外は基本的に萌え。ただこのルートではセルの最期がなかなかかっこよくなってる。というかこのゲームの泣き所はこのシーンくらいかも。まさしく勇者。なのだが、カエデが同じ術にかかって克服したんじゃセルの死っていったい…まあこのストーリーは感動目的が強いのかも。つーかカエデの召喚器は初めの一回しか出てこなかったし。(デモムービーにすら出ていない。ルビナスのエルダーアークはあるのに)まあ評価はA。リコはこのゲームの最重要ヒロインなのだが、ストーリーがかなり不完全燃焼。つーか別にリコじゃなくても良いんじゃ…とか思えてしまうほど。赤の書の精としての能力はほぼまったく使わない。ただ単にこの後のストーリーのために救世主になったときのことがさわりだけ書かれてる程度。エンディングで大河と再開するシーンがあるがつっこみたい。何故制服????たぶん大河のいる学校に編入したっつーことだと思うけどそんなことする前に会えよ!なんか髪形も変わっていし。まあこっちの方がかわいいけど。リコルートは踏み台みたいな存在。評価はB+。ベリオはなんか書くことが無い。かなり普通の物語。強いて言えばユーフォニアの力の解放だけどこのストーリーだけヒロインが召喚器の力の解放をするのって明らかにストーリーを作れなかったからな気がするが…評価はB-。いろいろつっこみどころはあるけど十分秀作だと思う。