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dauさんのはるのあしおとの長文感想

ユーザー
dau
ゲーム
はるのあしおと
ブランド
minori
得点
100
参照数
530

一言コメント

エンディングの歌はちょっとアレだったが、それ以外は文句の付けようがない。ストーリー、システム、BGM、CG、ムービーどれをとってもクオリティが最高級。特にゆづきシナリオは逸品。エンディングの歌に多少難ありだが、オープニングの歌はかなり良かった。個人的には間違いなく傑作。 (注)長文感想は完全にネタバレの上、めっちゃ長いです

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

ものすごく面白かった。今までやった中でも群を抜いてよかった。(と言ってもエロゲーを始めたのが今年からだから7個くらいしかしてないが)他のゲームと比較すると100点じゃ足りないくらい。特にゆづきに於いては恥ずかしがりやなのに毒舌でしかも天然という設定に完璧にはまった。しかもストーリーも最高で、特に良かったのが終章の時の樹の台詞で、「好きだったよ…」 「けど、今は…」 「もっと大切な人がいるんだ」という所が画面の演出も手伝ってとてもかっこよく見えた。つーかゆづき可愛すぎ。アレはある意味犯罪。
個人的にはストーリーは、ゆづき>和>>智夏>悠の順で、キャラは、ゆづき>>和>>悠=智夏という感じかな。
悠は樹が教頭に東京行きを告げる場面が全ストーリー中最もかっこいいがそれぐらいしかない。和は3章での2人のやり取りと、5章での樹の「どうでもいいなら、だったら何でお前は泣いているんだよ」という所がいい。
智夏は回想シーンで樹にご飯を食べさせるシーンがいろんな意味でいい。まあみんないい場面はあるという事。全員終わった後にもう一度OPムービーを見ると、歌詞の意味がわかる。個人的には「夢で見たこと本当にして」という部分に感銘を持った。まだまだ書こうと思えばいくらでもかけるが、さすがに長すぎるので最後にまとめとして一言。   ゆづきに完全に破壊された。マジ可愛すぎる…