目的意識をはっきりさせながらもユーザーの自由なプレイスタイルを許容する名作。陵辱シーンが多いにもかかわらずゲームを終えたときにはハートウォーミングとも感じさえする雰囲気のよさが非常にGOOD。長く楽しめる作品。
ソフトハウスキャラの作品は概して繰り返しプレイが必要なのだが、今回はイベントやCG回収のためではなくプレイを楽しむために繰り返しプレイが必要というのがミソ。
プレイの自由度の高さはプレイヤーの苦痛をまねくことにもなりやすい(例、「アルフレッド学園魔物大隊」)が今回はよい方向に活かされている。
HCGも佐々木氏らしい可愛らしさと健康的な色香が同居するもので大変良い。
全編ほのぼのとした雰囲気が魅力的であり、軽過ぎもせず重過ぎもしないバランスの良いシナリオも合わさって全体的なバランスのよさを高めている。