Ｈシーンの９割が触手陵辱です。鬼畜度もかなり高く、耐性の無い人には辛いでしょうが、この系統が好きな人ならそこそこ満足できるデキかも。全体的にボリュームは不足気味ですが、意外にシナリオは手堅くまとまっています。
シナリオ：ボリュームは少ない(２００頁ぐらいの文庫小説ぐらいでしょうか？)し、ゴールまで一本道なので物足りなく感じます。
しかし小粒ながらもきちんとまとめられ、ストーリーがオマケになっていません。
またＢＡＤエンドが数パターンあるのも個人的に好み。
エロ：ほとんど陵辱です。
しかも蟲という名の触手主体。
グロですし、主人公が｢痛みを感じない｣という設定から、結構酷い鬼畜シーンも有り有り。
なので万人向けとは言えませんが、ある一定のニーズには充分応えられるデキではあると思います。
少なくとも私は応えます。
声優さんは有名な方はいないようなのですが、悪くないと思います。
絵柄は線が多くて結構特徴的、萌え系ではないです。
その他演出：音楽は意外に良いです。
特に戦闘シーンの曲は昔のＲＰＧみたいでカッコよさげ。
その戦闘シーンにゲーム性は無く、万が一にもアリスソフトのレベルを期待してはいけません。
システムは特に問題無し、ディスクレスに謝謝。
このブランドは｢低予算ながらもうまくまとめている｣感があります。
個人的には応援したいブランドです。
時間と金を贅沢に使って大作を作るのも大事ですが、こういう風に商品としてペイできるゲームを作れるメーカーというのもなかなか貴重だと思いますので。