ＳＦエロ。前作「けがれた英雄」からの濃いＨは健在で嬉しい限りです。またネックだったシステムも改善されましたが、シナリオは前回よりはましになったかな～という程度で、やはり濃いＨを見たい方のみおすすめします。
前作はファンタジー、今回はＳＦと、まるでナポ〇オン文庫、あるいは二次元ドリームノベルズのような展開を見せるブランドだが、エロに関しては本当に素晴らしい。
濃いシチュエーション、声優の人選、テキスト、ＣＧ等良い仕事しており、さらにおかずゲーには必須のＣＤレス起動も有り難い。
それだけにシナリオにもう少し力を入れてくれれば…と。
何も読んで感動させろと言わない。
取り敢えず、シナリオの整合及びフラグ管理、主人公の性恪の統一性、誤字脱字等と、とにかく読み物としての最低限の構成はきちんとして欲しい。
さらに言えば、日常のテキスト表現にどうしてもついていけない所が何個もあり、「そんなセリフ通常会話で使うか？」と少しイライラ。
しかし前作より良くなった個所があるのも事実で、特にシステムが大きく改善され、普通のゲームなみにプレイできるようになったのは評価したい。(それでもスキップは遅いが)
加えて、デモムービーも作品の雰囲気が出ていて良い感じ。
そして肝心要のエロテキストはねちっこく、上手いというよりただただエロい。
個人的にはこのブランドは次回作が勝負になると思う。
このまま濃いエロを維持してくれると有り難いが、ネタはあるのだろうか。
魔法や科学以外に特殊なエロを描くなら、次は学園超能力モノか？