「痕」の楓嬢を思い出します。無口、ロリ、黒髪おかっぱ・・・ツボにはいってしまい高得点になりました。
この点数はかなり、いや多分に偏見と独断の入ったものです。
冷静に評価するとHはほとんどもみじ一人だけですし、Hシュエーション的にも並といったところで、せいぜい70点ぐらいかなぁと思います。
また容量を食う割にはディスク必須で、バグも有り、エロ重視の作品としてはイマイチかもしれません・・・。
ですが、私個人的に好みなんです、好きなんです、こういうタイプの娘。たまりません。
もみじのキャラクターを説明しますと、外見は黒髪のショートボブ、150cmにも満たない身長のロリ体型、伏し目がちの瞳。
そして性格は暗い、無口、無気力、世の中にあきらめモード、とムチャクチャ消極的でとにかくネガティブなものばかりです。
これに加え両親が亡くなり、見よりがなくて親戚に虐げられた挙句、主人公に金で買われて来るという悲惨な境遇の持ち主です。たまりません。
で、自分がこのもみじのどこに惹かれるかと言いますと、暗い性格のヒロインというと、うじうじしている粘着気質(特に眼鏡娘に多い)なのがほとんどなのですが、もみじは諦めているのでサッパリしています。
ある意味、孤高と言っても良いかもしれません。たまりません。
まずそこがポイントです。
そのポイントを踏まえて上で、感情を表に出さないもみじが唯一、心を露にするのがHの時なのです。
といってもよがったりするのでは無く、最後まで口では嫌がるのですが、身体が特に感じ易い体質のために簡単にイカされてしまいます。
口では嫌がりながらも身体は反応してしまう、というのはベタな設定ではあるのですが、この作品ではもみじの普段の振る舞いとのギャップがなにより魅力的なのです。たまりません。
特に何もかも諦めているような態度をとりながら、中出しされる事、すなわち妊娠してしまう事を恐れている、というのがもみじの微妙な本心が読み取れて印象的でした。
この作品は、「無感情のヒロインが己の感情を吐露するシチュエーションが好き」な人(私)には結構来るものがあると思っています。
やっぱりエロゲーでは素直で主人公好き好き~なヒロインよりも、生意気だったり無口で素直じゃないヒロインに、特にふと見せるギャップに燃える&萌える気がします。