総合力の高い燃えゲー
○良い
・それぞれのキャラクター達の生き様や背景をしっかりとコンパクトに描いている
・無駄な装飾や言い回しのないテキスト
・メリハリと構成力のあるシナリオ。スタイリッシュ
→無駄がない分?すぐ読めてしまった伏線が少し残念
歓迎会前に会長がこれないと言った時、二心同体と読めた(一度に独りしか現れない
トーニャ√にて
"父親"がプレゼントと言った時、妹と読めた
九鬼が一奈殺した時、息子の仇と読めた
etc.
・声優
・OPムービー&歌
・日常&熱い戦闘
ところどころ戦闘前はいいとして戦闘中に喋りすぎだろと思わなくもない
が、ただの殺し合いにしちゃったらつまらなくなりそうなので
やはり必要なんですよね
○雑
・一奈はどのルートでも禄でもない死に方しかしないのワロタ
・虎太郎のおっさんかっけー しびれる
・チェルノボグ戦は場面を見せるためのご都合主義が多かった感
・トーニャ√ではもっとラブラブなとこがみたかった
○最終のすずルートでは
ケルプ使用→だめ、ケルプ使わない、ケルプ使用→いい
でクリアしたので伏線回収的な意味でも良い順番でやれたと思っています
以下それぞれのネタバレ感想
・ケルプ使用→だめ
怪獣大決戦はやりすぎだろこりゃwwwって思ったけど
ぶっ飛びすぎの超展開を付喪神のルーツ語りで鎮めてからエンディングに持っていく流れは見事だと感じた
メカ九尾(笑)になって九尾の鬼と闘い相打ち。幽世にすずも来てくれるエンド
・ケルプ使わない
最後まで人妖として生きることを選び、闇医者のおっちゃんに金を返しに行くエンド
上のエンドと違って九鬼のおっさんあっさり死にすぎ
・ケルプ使用→いい
エンドロールの流れ方からして真エンド
実はすずの父親であった八咫烏が魂を交代して、体をもらい復活する
展開的にはご都合主義だけど、これくらいは良いんじゃないかと思わせてくれる
スッキリ爽快
気になることや不満も無いことはないが、名作と呼ぶにふさわしい