ブランドの作風はそのままに正当進化している。
フローチャートの進化具合は最早セーブデータが要らないレベル
公式ページではネタバレお便りコーナーなどもあってユーザーフレンドリーなブランド
一応伝奇というレッテルはあるものの、さくやゲーと言われたりSF・炉利など売りとなる色んな要素があり
それぞれが高水準でまとまっているため人によって好みは違っても総合的に見て加点されやすい。
各ルート、フラグメントをチェックすることで複線もしっかり回収される。
丁寧でこれといった欠点も無く不満の出にくい造り。
ヒロインも皆魅力的だし、田舎での生活や謎がルートごとに少しずつ解消されていく話ももちろん良かったが
個人的にはシナリオメインである本作で 立ち絵がある=Hあり
その中でも「実妹・叔母(旦那健在)・従姉妹(○学生)・その友達(○学生)」
というヒロイン郡が居たことを特に評価したい。
後半のロリ要素を取っても
妹とか近親設定でもどこか記号的になりがちで、
単に幼女とHするだけとか近親である意味・意義を見出せないゲームも多い中
立ち絵のある登場人物は少ないながらも、周囲にはその年頃の子供としての生活の雰囲気
見た目だけではなく、記号的ではないと思わせるだけの性格・言動・声優さんの名演技
そんな中で○学生と本気で恋愛しちゃうところが素晴らしい
それこそ赤い箱状のものを背負ったりなどフェチアイテムに頼ることもなく、
歳の離れた従姉妹・その友達というのをリアルに表現されているように感じた
「ジャコスいこ!」
ツンデレなんて今では溢れ返っている属性だが、
○学生高学年くらいの年頃である(と思われる)沙智子ちゃんなら
より自然で説得力のある性格設定であると言える。
男の立ち絵は無く明確な悪役もほぼ出てこないので気持ちよくプレイできるが
どうしても不自然だと気になる人には唯一、そこは欠点らしい欠点かもしれない
天女の結末には泣いた
天女自身とその子孫が
地上にあってはならないものシンセミアに翻弄された哀しい物語