萌えゲーとしては優秀な部類
エピソードごとにアイキャッチが入りぶつぎり感は漂う
特に個別入る前
らぶでれーしょんもそうだったが、キャラ萌えゲーならこれはこれでアリか
○ポジ
・キャストが豪華で演技の質もよい
皆萌えられる
・エロ 一人3回 かすが+1
シチュはノーマルで一般的な萌えゲーにしては濃い目というか長め?
甘ったるいラブラブ度は高い
・芸が細かい
背景の雲が流れていたり
プールや海が波打っていたり
セーブなどのボタンが軽くアニメーションしていたり
メッセージウインドウを消してクリックするとグリグリ動かせる拡大モードになったり
こういう点は評価したい
○ネガ
・テキストとボイスに所々齟齬あり
・誤字、脱字
・てなりってなんだてなりって(番長のテストに対する姿勢)
ぐぐってもこれ↓しかでねーぞ
※茶道の点前(てまえ)で、器物を扱う手の動きが、自然に無理なくなされること。
○以下個別での感想(攻略した順
※それぞれのシナリオというよりその時々で思ったこと
・深美
深美役の木村あやかさんは
たくさんの作品に出演していて、その内のいくつかはやってきているが
声質が悪いとかじゃないんだけど、電話に出る時声が変わってる人のような
「作ってる」感がどうしても気になってしまうので感情移入しづらい
あるいは声を作ってぶりっこしてるキャラのような印象が沸いてしまう
声優さんは多かれ少なかれ作ってる部分はあるんだろうが、個人的にこの人は気になってしまう
それを除けば、かわいいし演技も悪くないんだが・・・
恋愛に移行する描写はちゃんとあるのだが、なぜか短く感じた
ぶつぎりの弊害もあるかもしれない
主人公の調子に乗ってる時の発言やモノローグが寒い
モノローグ例↓※女子グループでの勉強に主人公を誘ってきた時
--------------------------------------------------------------------
深美「みんなに、変な質問とかされたらひらりとかわしてね・・・・・・」
今だけ教えてパンダの手管、お客さんの前でどう振舞えばいいの!?
--------------------------------------------------------------------
他にも、寒くなくても気取ってるんだかなんだか、エロゲでも見かけないような表現が結構ある
「え?・・・あぁ、うん、そうなんだ」って気分になる
もっと普通でいいから・・・
~って意味を込めて○○(しぐさ)とか多い
深美ルートにサブライターの手が入ってるんだろうか
・憧子
妹が誰なのかはすぐにわかるネー
ところで
学園モノに限らず、エロゲ・ギャルゲでは親の存在は基本的に邪魔にしかならないのである
だから亡くなっていたり、旅行に行っていたり、健在で一緒に暮らしていても殆ど関わってこない
もちろん例外はあるが
これの場合は父親だけ亡くなっているのだが、ただ存在を消すだけではなく
憧子が妹に会いに行くように説得する材料に利用するのは良い
とか考えてる時点で一歩引いて見てしまっているのは残念だが
沢山エロゲやってスレてる部分は否定しないが、しかしそう思わせてしまう原因も作品側にあると思う
そのひとつとして
舞子の立ち絵の顔の塗りに違和感がある、目と口が顔に乗っかっているような
表情が変わったり別キャラと並べられると顕著
ここでもまたらぶでれーしょんを引き合いに出してしまうが
あちらは複数原画だし、そういう画風だし、バカなノリがある
だからある意味最初から諦め、と言ったら語弊があるかもしれないが
「そういうものだ」と感じているので多少の崩れがあってもそれほど気にならない
つまり出来のいい部分も多いだけに、粗が目立つ格好となり気になってしまう
・繭
かすがが主人公に父、兄、恋人を求めてる、と繭が言った時
男は女性に母性、妹、娼婦を求めるとかどっかで聞いたような内容がよぎった
なるほど、かすがはそれに似た感覚なんだなぁと納得
他のヒロインは普通なのに繭だけサトリという軽くファンタジー
繭「エッチって好きな人同士じゃないと、絶対だめね」
繭「啓人くんでいっぱいになったわ・・・・・・頭の中も心もよ。啓人くんは私の中に入ってきて、めちゃくちゃに掻き回していった」
繭「もしそれが嫌な気持ちだったら、私はきっと壊れちゃう」
壊しちゃう陵辱ゲーもアリだなと思った
お兄ちゃんにもぶたれたことないのに!(かすが
アムロ乙w
・かすが
でた、父兄恋人
評価しづらいシナリオ以外は特に問題なし
恋人宣言という発端であり
他のどのルートでもかすがのやきもち勃発
普通ならイライラしそうなシチュだけど憎めないキャラクター
性格設定もあるが、声優さんの演技の力が大きいだろう
Hも他より多いし軽く優遇されてる
○総
萌えゲーとしての仕事は全とうしている
しかしハンパにシナリオに重点置くより、もっと萌えエピソードが欲しかったかも