立ち絵がない!
※ほぼネタバレなしで評価や特徴を伝えます
まず、この作品には立ち絵らしきものが無い!
"全編フルイベントCG&カットインで演出するビジュアルモーションノベル"
の謳い文句は伊達じゃないですね。
これだけでも一度やってみる価値はあると思います。
エロゲー・ギャルゲーが紙芝居と揶揄されたりすることもありますが
半分アニメを見ているような感覚で、良い意味で一段上等な紙芝居と言えるでしょう。
話は新米教師の主人公が非日常の存在であるローと出会うことにより始まる。
主人公の徳をプッシュ
↓
それに惚れる女達(幼女含む、というかメイン)
という流れがちょっと鼻についたりもしたが感動する場面もあり、作品全体としては概ね好印象。
メインのロー役はクドわふたーなどで知られるあの人ですね
舌っ足らずで幼い感じの演技なのですが、クドリャフカの設定年齢からすると
やりすぎ・狙いすぎと感じてしまって素直に作品を楽しめなかった。
萌えるのにブレーキがかかるというか
その点ゴスデリにおけるロー役ははまっていたと思います。
個人的にはHシーンがストーリー中に出てこないのも良かった。
シナリオメインのゲームなどでは特に、Hシーンを挟まれると話に集中できなくなるため流し読みしたりスキップする時もあります。
ゴスデリではそれを完全に排除し、シナリオを進めるとおまけとしてHシーンが追加されていきます。
欠点は休日を一日使えば終わってしまう程度の短さ。分岐無し。
特に終盤は展開も速く、軽く打ち切りっぽい印象も受ける。
その分演出面のクオリティに力を入れたのだろうということは伺える。
点数は今後の期待値を含めての数字
続編出るんでしょうかねぇ?