莉都の説明セリフがつらかったが,ストーリー自体は楽しめた。フローチャートシステムもマル。
既知ルートなら任意にジャンプ可能なフローチャートは便利。あと選択肢までの瞬間ジャンプと中断・再開機能があればパーフェクトだった。
幸運がどうこうといった設定は,分かりにくい説明が増えるだけで正直あまり気に入らなかったが,莉都ルートの展開はなかなか。各ヒロインのはなしも似たような展開になっておらず飽きずに最後までプレイできる。
テキストはちょっと自分には合わなかったかも。
説明セリフで集中力が続かずそのまま読み飛ばしたところがちらほらと。バトルシーンもいまいち情景が浮かんでこなくて???という状態に。
誤字の多さもちょっと気になったし。
立ち絵の出来はちょっと残念。
以下攻略順。
[白雪]
病弱薄幸少女。風呂のシーンが印象的。和奏みたいな独立系ストーリーかと思ったら設定の根幹に絡むような話だったの意外だった。
[星華]
会長で莉都のライバル。初キスシーンで噴いた。漢らしいが可愛い王道キャラ。声が榊原ゆいというのは全然気付かなかった。
[小夜璃]
メイドのお姉さん。こちらも年上だが可愛いという王道パターン。星華ルートの派生という感じでちょっと短い印象。
[和奏]
元気スポーツ少女。ちょっとネウロの弥子がはいっている。最初から主人公好き好きな感じがほほえましい。
[莉都]
むっつり系万能キャラ。幼馴染で過去に何か約束したことがあるのにそれが結婚ではないのはなかなか新鮮。地下道でいじめると可愛い真のヒロイン。
莉都は優遇されているので別格だが意外に星華さんがお気に入り。後は同着かな。
以下,予想外だった点。
鍵を全て入手した後,共通ルート終盤の意味ありげなBAD直行古井戸ルートに行くと絶対にタマルート解禁になると思っていたのだが…。
クラウスくんは絶対男装キャラだと思っていたのだが…(初回特典の小冊子でその辺の事情に触れている)。