なんか色々と「惜しい」という印象。ロープライスながら質自体はいいと思うがとにかく差分の少なさが気になる。その為「服を脱がす」「挿入前のじらし感」といったものは完全に除外されてしまってるのが難か。
ストーリーに関してはこの手のゲームではもはやテンプレ的な感じの
「強い女が敵対する組織に捕まって監禁・陵辱される」
といったものなので特に強調する点はありません、まあいつも通り
まずはCGモード・回想モードの枠数
CGモードは34枚、うち非エロが2枚なのでエロCGは32枚
回想モードに関しては「本編シーン鑑賞モード」と「調教シーン鑑賞モード」の2種類あり
本編の方は各種エンドでのHシーン5つを含む10枠
調教の方は枠数で言うと24枠とかなりの量
・・・なんですが、これは実際やってみると「1つのHシーンを3つに分けて見せてるだけ」といった感じ
実際、「調教シーン鑑賞モード」を開くと同じようなCGが3つポンポンポンと並んでます、それが8組
まあ、そっちを24÷3=8枠と換算してもトータルで18枠とHシーンの個数はロープライスとして全く問題なし
肝心なHシーンの中身について
本編中にある5つのHシーンは操2・蛍火2・すみれ&火蜂&躯の3P(蛍火覗き中)
冒頭にある操のHシーンはCG3枚使用で
「柱に括り付けられた操、忍者服着用の状態で躯によって処女喪失」
「全裸にされた操が手下連中に犯される」
「バックの体勢にされてアナルセックス」
と、中身も長さもボリューム十分
が、他の4つは全部CG1枚のみ、それどころか差分も全部3枚止まりとかなり物足りなさを感じます
3Pに関しては3枚目の差分がエロとは無関係の「すみれの背中に浮き上がった模様」ってだけで、実質は
「スタート時点で既に挿入済み→躯精液放出」
とたったこれだけ
テキスト量はそれなりにあるだけにずっと同じCGで延々と話だけは進むという・・・
蛍火の2つも差分が割けないせいか、着ていた筈の忍者服はしっかりと剥かれた状態からスタート
「捕らえられた操の情報を得る為に仕方なく処女を敵に・・・」「両脚を掴まれて逆さの状態でクンニ」
とシチュ・蛍火のキャラ・CGはかなり好きだっただけにこれは本当に惜し過ぎる・・・
というか、片方は本番してないんだからこれ2つ繋げたら1個にまとまってしまうのでは・・・
公式HP見たらサンプルとして上がってる蛍火CG6枚で蛍火ソロの分は全部出し切ってるじゃないっすか!ヽ(゚Д゚;)ノ!!
調教の対象は全て操(一部すみれも混じる)
今回はゲーム要素があって、「体力」の残りに気を付けながら「陵辱」「快楽」「恥辱」のパラメーターを上げていく形
このパラメーターの数値によってGOODエンドへ分岐する選択肢が出現するか、BADエンドならどのエンドになるかが決まります
(おそらくいずれかのパラが70以上なら選択肢発生でGOOD・BADの選択が可能、GOODの場合は調教内容関係無しで1種類
どのパラも70以下だと選択肢が出ずに強制BAD移行、どちらの場合もどのパラが最高値かによって3種類のBADエンドに振り分け)
また、調教内容は最初3つ、いずれかのパラが30到達で3つ追加、50到達で2つ追加の合計8種類
個々の調教は繰り返しやる事で3段階あり、2段階目は1段階目の差分のみ(テキストは新規)、3段階目で新CG追加のシチュとなります
ゲームそのものについてはゲームオーバーも無く(多分)、難易度は無いに等しいので行き詰ることはまず無いかと思います
8種類の調教内容について、内容は上から順番に第1段階・第2段階・第3段階の内容と付加されたもの
〇精液責め
後ろから妖怪に羽交い絞め、そこから妖怪が解けて操の体中にまとわり付く
→操の潮吹きの差分が追加
→バックからの新CG、妖怪が操の子宮に入り込んで擬似妊娠・出産アクメ
〇決闘陵辱
後ろからすみれに首を絞められ開脚状態に固定、股間に張り型をねじ込まれる
→クリトリスをいじられる・操がイク差分追加
→操とすみれが双頭ディルドー入れ合って責め合う、操にはアナルに張り型を突っ込まれる
〇宴会調教
村の豊作祈願の祭りで髪で編んだ綱(途中張り型あり)の上を歩かされる操
→アナルビーズを入れられる差分追加
→渡り切った操だが、「渡れない」に賭けてた連中に犯される
〇緊縛飲精
パイズリ
→パイズリしながら口に咥える差分追加
→まんぐり返しにされて口と前の穴を同時に責められる操
〇露出調教
全裸に首輪をした状態で砦内を散歩、よつんばいで後ろから挿入させられる
→外の村に出る(CGは背景変化のみ)、2本の棒を持つ妖怪に2穴同時に犯される差分追加
→家の壁に下半身だけ外に出した状態で埋め込まれた操が次々に犯される
〇筆下ろし調教
童貞の若様の乳首を舐めながら手コキ
→お触りの許可が出て手マンする差分追加
→ようやく本番、若様がイッた後にすみれが2人のアナルに指挿入
〇渇水調教
忍法で身体の水分を奪われた操が水分を求めてフェラ
→升に入れられた精液を飲み干す差分追加
→バックからアナルセックス、尻の中に放尿されて床に溢れた尿を舐める
〇洗脳操作調教
敵側に堕ちたはずのすみれがなぜか正気になって操と逃亡計画も捕まって2人一緒にバックから
→すみれに中出しとすみれがイク差分追加
→すみれに責められながらの3P
どれも本来1つだったものを3つに分けて見せているといった感じなので個々の薄さは否めません
また、本編に続いてこちらも差分が少ないので変化に乏しいというか・・・
「決闘陵辱」の第1段階に到っては差分すら無しのCG1枚で終わりですから・・・第2段階で一気に3つ追加されますが
「筆下ろし調教」なんて童貞でやりたい盛りの若様をどんだけじらせるんだよ!と若様がかわいそうになる始末www
まあ、3つを1つにまとめてしまえば8つ全てCG2枚使用で差分もある中身にはなるんですけども
それと、第2段階では新規CGこそありませんがテキストは完全新規でテキスト量は頑張ってる感じ
差分の少なさが影響してるのか、この8種の調教全てで操はスタートの時点で全裸にされています
せっかく忍者というシチュを使ってるんですから「忍者服を脱がす、破る」といった部分は欲しいところ
また、同じく差分の少なさからでしょうがHをするシーンだと始まった時点で既に挿入済み
本編でもそうでしたが、差分3枚だと「既に全裸で挿入済みからスタート」「精液放出」「操潮吹き」で終わるんですよね・・・
挿入前の「やだ、入れないで!」といった部分も省略されてしまってるのは残念
調教シーンの中では「宴会調教」で綱を跨いで羞恥の表情を浮かべるCGと「渇水調教」第3段階で尿を舐めるシチュが好き
ただ、「渇水調教」のシチュに関しては前作「雷光の退魔師ナナホ」で全く同じようなのがあったのですが・・・
そちらと比べると、ナナホではずっと飲まず喰わずで追い込まれる部分まで書き込まれていたのであっちの方が上かなあ
その他全く触れてないストーリーへのツッコミも含めて細かい事
〇調教初日から選べる「宴会調教」でいきなり外に出れてしまう操
そんな操が逃げないような脅しが「逃げたら里を燃やす」って・・・それで逃げないならもう牢屋入れとく必要すら無いじゃん
〇宴会調教もそうですが、「露出調教」「筆下ろし調教」と普通に外出しまくる操
操を探してる蛍火始め焔の忍者連中、さっさと見つけろこんなん
〇一番セーブを残しておきたい「調教内容選択画面」でセーブが出来ない
感想としては「本当に惜しい、無駄なところで印象を悪くしてる」といった感じですかねえ
操・蛍火とキャラは好みだし(特に蛍火)CGも質は安定してる、調教24個全てでテキストは新規なので文章量もかなりある
ただ、調教を3段階進める際に「またこれかよ!」と何度も思わせてしまう点はマイナス
そらこれを全部完全新規CGにしたらロープライスどころかフルプライスに上がってしまうのは重々承知なんですが・・・
絵を気に入った人ならまず損はしないでしょうし、ロープライス商品としての及第点は十分クリアしてると思います
ただ、ここまで長々と書いたように問題点は確かにあるので、点数は70にはわずかに届かない68点くらいで
もしIZMでまたこれを取り上げるのでしたら蛍火の救済を強く求みます
・・・IZMで思い出しましたが、IZM5の「大量射精編」ってむしろこっちだったんじゃね?ってくらい精液量は多いです