展開は確かに面白かったが、テキストに破綻が多すぎる。TEが残念。
整体的にテキストに破綻が多すぎる。ライターはもうちょっとディテールや文字の流れに注意する方がいいと思う。
(ネタバレ注意)
はじめから十二分校という設定が雑だった。
そもそも立ち絵のある騎士しか残っていないのに、わざわざ十二校を出す必要ないと思う。
主人公が簡単に他の七校の騎士たちの紋章を削ったとき、「流石にこれはないよね」と思ったwww
(正直、それは幻とは思わなかった。)
そして二話からの戦いも、相手の筆頭騎士以外も殆ど活躍していない。
苦労して立ち絵まで用意したのに個性がまったく見えないのはとても残念だと思う。
その点についてはメインヒロインたちも同じだ。
でも鎧の能力や策の使い方は良く考えたものだと思う。少なくとも戦闘シーンの展開は上出来だ。
個人√はほぼ萌えゲーらしく、特に光るところもなく、ただ流れにゲームを終わらせるだけ。
明日奈√はなんというか・・・結局ハッピーエンドですらなれなかったんじゃない?
しいて言えばTEは非常に残念でした。もともといい物語になりそうな気がするが、展開が早過ぎてなにもかも掴めなくなる。
始めに共通√から築いた第1の騎士たちに対しての印象は全部覆された。そして記憶の真実(手紙による)についてもそう、咄嗟にすべてが偽りだったことを語り始めても意味がない。むしろ何故突然にこうなったのかが全然わからないままでショックを受けた。せめて伏線や原因の一つや二つを本篇で教えてもいいじゃないか(たとえば、憂に関しての記憶があやふやだったこととか)?
終盤の戦いもかなり水臭いものだな。なんでいきなり謎の生物が出て来るの?次は宇宙人でも現れそうって感じじゃシナリオになれないよ。
まぁ、そもそもTEは慧√の続きという点が・・・