良質な伝奇もの(バトル要素はほとんど無し)
架空の街が舞台の割とオーソドックスな伝奇もの
根底にあるテーマは「人間と人外との共存」といったところでしょうか
中々考えさせられる内容でした
キャラや展開に突飛な部分は無く堅実で非常に丁寧な作りになってます
堅実ではあるけど硬すぎてとっつきにくいというわけでもなく
文章にも癖が無く凄く読みやすいテキストです
少し淡々としすぎで人によってはインパクトが足りないと感じるかも
派手さは無いけどプレイヤーを引き込む力は十二分にあります
ノベルゲームだけどどちらかというと小説に近い感じですね
プレイし終わった後の余韻が心地いい作品でした