やっぱり一作置きの法則なのですねこの野郎。青臭さが心地よい、そんなゲームに仕上がっていました。ただ、アンテナの絵、このゲームはこれがキモなのにテメーはダメだ。
順番的に良作の回だったので購入(しばらく積んでたけど)しました。期待通りに仕上がっていましたが、妹の破壊力は若干低下。その代わりに幼馴染ズが良い味を出してました。あとはサブキャラが大活躍な点。野郎キャラがいるとやっぱりアクセントが効いて良いですね。
個人的に好きなシナリオは妹と幼馴染。変態妹と、幼馴染との友情とイチャラブを満喫できました。先輩シナリオは他のシナリオとちょっと齟齬があったし(なんとなくこの青空にの先輩に被るのもマイナスか)、爽花シナリオは爽花自体のキャラがちょっと弱めでした。ま、自分に属性が張り付いている面は否定できませんが。オーラスのシナリオ以外は、主人公の超能力はほぼ意味が無く、妹シナリオ以外ではあまり主人公の不幸な境遇も意味が無かった点もちょっと残念。というか、このブランドは不幸な要素を入れてもあんまり活用できていないので、純粋にコメディで走ればいいんじゃないかと。
とても気になったのは、キーポイントになる放送用アンテナ。他にも書いている人がいましたが、アレは八木アンテナ崩れの謎の物干し。配線を調べるのにテスタを使わないとか、大して強い出力で放送する訳じゃないのに修理費用が異様にかかるとかツッコミ所は満載。ライターが詳しくないなら「放送用アンテナ」で済ませればいいと思うんですよね。そこをフォールテッドなんちゃらとか、知ったかぶるから余計なツッコミを食らうのかと。