追加シナリオパッチを当てた状態でプレイ。拙いところも多く荒削りではあるが、なかなか引き込まれるシナリオ。続編があるようなので期待。
空想科学モノということで知人に勧められてプレイしました。要約すると、ちょっと不思議な体質を持つ主人公と天才科学者な幼馴染がココロとココロを接続する装置を巡ってさまざまな事件に遭遇するというものです。
同人ということで、音楽やグラフィックは拙い(過去編の衿子の立ち絵は非常にカワイイ
ですが)のですが、シナリオはなかなか読ませてくれました。このレベルだと、ひぐらしのようにどこかのメーカーが目をつけて商用化されそうな気もします。
過去編と現在編から構成されていますが、メインは過去編で、ヒロイン3人でシナリオ分岐します。ただ、絣シナリオはあまりテーマに関わらず、翠はほとんどエロ要員になってしまっており、中心は衿子シナリオ(通常とTrue)となっています。また、衿子はステレオタイプな科学フェチ娘とはちょっと様子が異なり、非常に魅力的なキャラになっています。
残念なところは登場人物の年齢や事件の起きた時代の辻褄が一部あっていないところと、バグが散見される(チャプター選択を使うと途中で落ちたり、衿子Trueをやると衿子Normalシナリオに入れない)ところでしょうか。
本作だと大量に伏線が残ってしまっており、続編で完結するとのことですので、こちらにも期待しています。